ハチムラもレブロンに勝って嬉しい気持ちはあるだろうけど
ある意味不幸でもあるな
「あんたが倒したその男ね、世界一の選手と呼ばれてる人
実はもう世界一じゃないよ、トップ10にも入らんかもしれん
全盛期と比較したらただのヨボヨボのうらぶれた惨めな老犬さ
今日倒した選手が世界一だと思ってるならそれは勘違いだ
全盛期のレブロンはもう全然次元が違うんだよ
その頃のレブロンと対戦してたらなあ、世界最高の意味を
はっきりと体で感じ取ることが出来ただろうになあ」

ハチムラはバスケットボールの究極を経験することが出来なかった
勝って嬉しいよりも、衰える一方のレブロンとしか戦えなかった
その失望の方が大きいかもしれん、ハチムラは思っているはず

「なんだ、キングとか言って、この程度かよ」とね