私たちは、レブロン・ジェームズを中心とするクリーブランド・キャバリアーズが、(クリーブランドを本拠地とするプロスポーツにとって)
52年ぶりの優勝を果たした2016年6月19日(同20日)の夜を忘れません。
それは、誰もが絶対に実現しないと思っていたことでした。
この優勝により、今を生きる者、すでに旅立った者を含め、クリーブランドの世代が一つになりました。

オハイオ州北東部にルーツを持つすべての人が立ち止まり、過去の記憶を振り返ったことでしょう。
そして、これまで“呪い”と呼ばれた苦しみは過去のものとなり、最高の喜びを味わったことでしょう。
クリーブランドとオハイオは、(NFLクリーブランド・ブラウンズが優勝した)1964年以来初めて優勝を達成したプロスポーツチームの本拠地になりました。
この意味、そしてこの優勝がオハイオ州北東部の人たちにとってどれほどのことなのかを言葉では説明しきれません。

もしレブロン・ジェームズが地元へ帰還し、キャバリアーズを約束の地に連れていくことに合意していなかったら、何一つ実現しなかったでしょう。
キャバリアーズは、4年続けてチームをNBAファイナルに導いてくれたレブロンがもたらしてくれた素晴らしい瞬間、興奮に感謝しています。

レブロンは、なによりも家族を大切にする人物です。彼の子供たち、妻のサバンナ、母のグロリア、そしてレブロン自身に、今後素晴らしい時間が訪れることを心から願っています。
この地域で力を尽くし、多くの子供たちや家族に多大なる影響をもたらしたレブロンとアクロン、クリーブランド、オハイオ州北東部との絆は、間違いなくこれからも続いていきます。

レブロン、君は地元に戻ってくれ、最終目標だった優勝をもたらしてくれました。
君がキャバリアーズのユニフォームを着てしてくれたことのすべてに感謝し、すべてを称えたいと思います。
私たちは、いつの日か、誰もが知っている23番のキャブズジャージーを永久欠番にする日が来ることを楽しみにしています。

http://www.nba.co.jp/nba/statement-from-cavaliers-chairman-dan-gilbert/tgfx2y3yr7ex1vi1mf4mauv67