今から数年前、フルツがACUでプレーしてた時、コーチの親戚で一緒にベンチに入って指導してた
とある人がヒョロいフルツを見て「お前の持つスキル、繰り出されるスムースなムーヴは申し分ないんだが、
手先だけでプレーしてはいけない。もっと身体の幹を鍛えて強くなれ。肩から押し出すように強いドリブルをしろ。
そうすればNBAが見えてくる。君には才能がある。君がどう思うかは分からないが、少なくとも僕はそう思うよ。」
とアドヴァイスをしたそう。
将来のドラフティー達が五つ星の評価を得て早い内から注目される中、高校時代、上級生になるまでは
全く無名の存在で2軍生活だったフルツ。しかしそんなフルツにその人は、あのマイケル・ジョーダンも高校時代
ソフォモワの時に1軍入りを逃したという話を交えて、決して諦めるなと元気付けた。
フルツはその人の数々の助言を受け止め、心に刻み、身体を鍛え、食生活を見直し努力を重ねていくと
みるみるうちに身長も伸び身体も研ぎ澄まされ、U18代表に選ばれるなど高校バスケ界No.1に登り詰め
大学1年のシーズンが終わる頃にはすっかりドラフト1位指名予想がされるまでになった。

当時無名だったフルツに助言をしたその人というのが、後にドラフト外から76ersのロスターを勝ち取り、
暗黒期を戦い抜いた生粋のファイター、ピッツバーグが生んだインフィニティ・ファイトオーバーモンスター、
ティモシー・ジョン・マッコネル Jr. こと、TJ・マッコネル。

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