愛犬の鳴き声で隣人が鬱に。飼い主に賠償責任はあるの?法律トラブル事例 (いぬのきもち WEB MAGAZINE) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180227-00000032-inumag-life
鳴き声にも気をつけて!
■トラブル事例
次のトラブルは、鳴き声に関するトラブルです。鳴き声や散歩中の排泄などを、動物のすることだから仕方ないと考えていては、トラブルのもとになります。

Aさんの庭で飼っていた犬は、Aさんの息子が帰るたび昼夜問わず鳴いていました。Bさんは犬の鳴き声に十数年悩まされ、再三鳴き声に困っていることを訴えましたが、Aさんは一切対応しませんでした。
鳴き声は時には60dbを越え、Bさんはついに抑うつ状態であると診断されました。また、Bさんの訴えにも答えず、対策を取らなかったことから、裁判所は、Aさんに約38万円の支払いを命じました。

■トラブルへの見解
犬を飼う時には、鳴き声だけではなく、「近隣の迷惑にならないようにする」責任があります。今回のように、近隣に迷惑をかけた場合に損害賠償を請求されることがあります。
もちろん「罪になるから気をつける」という論理ではなく、「飼い主の責任」として、日頃からしっかりとしつけておきましょう。