県警、捜査資料置き忘れ 通報した職員の氏名漏えい − 岐阜新聞 Web
https://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20180126/201801260828_31432.shtml
 岐阜県関市の介護老人保健施設で、昨年末に女性介護士が入所者に暴行した事件で、県警捜査1課の30代の男性警部補が、通報した職員2人の氏名などを記した捜査資料を施設に置き忘れていたことが25日、県警への取材で分かった。
別の職員が資料を見つけ、通報者の氏名が施設側に漏れたため、県警は職員に謝罪した。

 事件は昨年12月24日に発生。県警は入所者の女性(99)を殴ったとして、当時施設に勤めていた女性介護士(27)を、暴行容疑で29日に逮捕。介護士は傷害罪で略式起訴され、今月17日に岐阜簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

 県警によると、職員2人は12月末に介護士の暴行を通報。警部補が氏名や通報内容などを記載した資料を置き忘れ、施設からの連絡で発覚したという。県警監察課は事実を確認し、処分も検討する。