警察官が児童買春 県警「倫理教育の徹底を」 | チューリップテレビニュース
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 25日高岡警察署の巡査長が県内の女子高校生にわいせつな行為をしたとして児童買春の疑いで逮捕されました。

 これを受けて県警は、26日各警察署の副署長などを集めて臨時の会議を開き、再発防止に向け、倫理教育の徹底を指示しました。

 児童買春の疑いで逮捕されたのは、高岡警察署・刑事第一課の巡査長広野陽介(ひろの・ようすけ)容疑者(31)です。

 広野容疑者は去年11月、県西部のホテルで、出会い系アプリで知り合った、16歳の女子高校生に対し、18歳未満と知りながら現金を支払いわいせつな行為をした疑いが持たれています。

 去年12月、他県の警察が別の事案で女子高生から事情を聞いていたところ広野容疑者が浮上したということです。

 警察によりますと、広野容疑者は逮捕される前にも、この女子高生と複数回会っていたということです。

 広野容疑者は事実関係は認めているものの、「18歳未満とは知らなかった」と供述しているということです。

 これを受けて県警は県内各署の副署長など集めて26日臨時の会議を開き、成富則宏(なりとみ・のりひろ)警務部長が次のように訓示しました。

 「これまでより、より一層きめ細やかな指導に努めるほか、特に若手、中堅層の警察職員に対する職務倫理教育に努め、県民のために県民とともにあらゆる治安事象に対応できるよう奮闘努力していきたい」(成富則宏警務部長)

 県警は再発防止に向け25日付けで全警察職員に対し綱紀粛正の徹底を指示しています。