日本陸上競技連盟(日本陸連)は資生堂所属のプロランナー一山麻緒選手(25)が選手、他の実業団チーム、大学などに差別的なツイートをしていたとして厳重注意処分とした。処分は25日付。また、一山選手が所属する資生堂もツイートする毎に内容や理由についてすべて報告することを条件に27日に行われる全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場を認めるとした。
日本陸連によると一山選手は今年開催された米オレゴン世界陸上の女子マラソンに出場した松田瑞生選手が9位だったことや容姿について侮辱するツイートを行ったこと、クイーンズ駅伝に出場する積水化学と日本郵政グループの2チームに対して出場選手が全員ブスと容姿を差別するツイートを行ったこと、また来年1月2日
と3日に開催される箱根駅伝にシードで出場する國學院大學を「ガラの悪いサルばかりのFラン大学」と誹謗中傷するツイートなど、計5件の差別、侮辱、誹謗中傷を行ったという。