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駅伝の名将が挑む「部員8人」からの出発 勝つ喜び、成長する喜びを生徒と一緒に
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2021/01/13/kiji/20210112s00056000422000c.html

>女子駅伝の元日本一監督で、現在は銀河学院高(広島)で指導する森政芳寿さん(63)の「チーム作りの極意」に迫った。

>以前は、岡山・興譲館高の監督だった。日本一に2度なった。
>教え子の代表格は、1万メートル日本記録保持者で、同種目の東京五輪代表・新谷仁美。ロンドン大会にも出た新谷のほかに、重友梨佐、高島由香も社会人で五輪に出場した。3人もオリンピアンを育てた。

>14年間の中学校教員で残した陸上強化の実績を買われ、興譲館へ移った。結果を出し、選手も育てた一方で、「たくさんのいい選手を潰してきた」と強豪だったからこそ味わった苦悩も打ち明ける。
>「チームの中心ばかり見てしまった。例えば、新谷がいたとしたら、その選手に合わせてメニューをつくってしまった。陰で泣いた子はいると思います」

>15年から実業団のTOTOの監督に就任。退任後、再び高校に戻った今は、これまでの豊富な知識と経験を生かして現場に立つ。
>「指導者は選手に教えられるもの。かめばかむほど面白い子どももいます」。勝つ喜び、成長する喜びを生徒と一緒に味わう挑戦が、また始まった。