鹿児島県の高校陸上界も近年は群雄割拠です。
ひと昔前は、鹿実の一人勝ち時代が続いていたが
昨今は各地域に残って陸上を行う子供達が増えてきた。少子化問題や陸上を行う子供達の減少、優秀な指導者の人員確保など様々な要素で地域密着型になりつつある様な感じがします。

宮崎県も11年前までは小林の天下だった。
たまに高千穂や日章学園に苦杯をしいられたが、ほぼ小林の一人勝ちだった。
日章学園も江藤監督からカネボウ陸上部だった入船監督を招併し強化を始めようとした矢先に、西脇工業〜日大〜日清食品で活躍した藤井監督を宮崎日大へ勧誘し強化を図り始めた。

5年前、宮崎日大に当時県ナンバーと言われた佐藤航希、柳元星矢が入学して来た。
彼らは、中学生時代県の大会で再開するたびに他の中学校の同級生に宮崎日大で全国を目指そう、新しいチームで宮崎県に歴史を作ろうと話し合い、藤井監督の下に集まったと聞いたことがある。

小林と宮崎日大、公立と私学、伝統校と新興勢力校、地域環境、指導者等ここにも様々な要素がある。
両校の相乗効果で宮崎県の高校駅伝界もレベルが上がってきている。

頑張てもらいたい。

長文にお付き合い頂きありがとうございました。