>>586
ベドフォードは心機一転の為か気紛れか、ミュンヘン5000mの予選を終えた後、決勝を前にそのトレードマークである長髪をバッサリ切っていますね。
https://www.mediastorehouse.com/colorsport/athletics/1972-munich-olympics-mens-5000m-heats-6114032.html
https://www.youtube.com/watch?v=ASmL_8f95KM
次に何をやるのか予測がつかない天衣無縫な人物だったようで、レース運びは70年にオスロの10000mで人々に惜しまれながら引退した巨星、ロン・クラークを思わせますね。
クラークは前に書かれていました、ローマ五輪1500金の同国のエリオットと50年代はよく走っていて、エリオットの活躍が一因で再び走るようになったと言われている。

70年代はロックやフォークなどの音楽が黄金期だった所以か、陸上界にも長髪や髭のランナーも見掛けるようになる。
ビリー・ミルズの映画「ロンリーウェイ」のように、上記のミュンヘン5000m決勝も「プリフォンテーン」で映画化されている。
https://www.youtube.com/watch?v=SuEn_DKIh_E
こちらの番組は当時の関係者や多くのランナーがコメントしている。
https://www.youtube.com/watch?v=5ghnepo096Q

ミュンヘン五輪中長距離はメキシコに続くケイノの活躍やウォットルの800m、ビレンの2冠等が語られることが多いが、1500でもビレンと同国フィンランドのバサラが金であった。
https://www.youtube.com/watch?v=xAtd55lQrYA
https://www.olympic.org/munich-1972/athletics/1500m-men