箱根駅伝は無敵"青学生が燃え尽きる理由 原晋監督は本当に名将なのか。

青学V4の“お祭り騒ぎ”の裏で、東海大の世界進出計画は粛々と
両角監督もこう語る。
「私はスピードのある選手を育てよう、という信念を持っていますし、本人たちの特長を伸ばすことを考えながらやっています。
箱根では思うような結果を残せませんでしたが、スピードにこだわるという基本方針は変えたくありません。
箱根で勝負するには、『速さ』にプラスして『強さ』を身につけさせていくしかないと思います。
スピードのある選手はトラックを意識して、その他の選手たちは、夏から箱根用のトレーニングにシフトしていく。両者の力がうまくかみ合ったとき、箱根駅伝はおもしろいと思います」

今年(2018年)は9月にアジア大会(ジャカルタ2018アジア競技大会)が開催される。
現役の東海大選手は、その5000メートル競技などで日本代表を目指している。両角監督は、「狙える種目すべてで(日本代表)を目指します」と宣言している。
“お祭り騒ぎ”の箱根駅伝の裏で、東海大の世界を目指す「プロジェクト」は粛々と進んでいる。