だまだあるのですが、こうやってリストアップすると、
それは大会側の問題ではないというものまであります。

まず前日受付ですが、これはとても悩ましい問題です。
さいたま国際マラソンは「前日受付なし」に舵を切りましたが、
これをするとスポンサーが付きにくくなります。
横浜マラソンはただでさえ参加費が高いとされている大会で、
スポンサーが減ったら、それこそ開催できなくなります。
マラソン大会はスポンサーのためにあるわけではありませんが、
様々な面でランナーをサポートしてくれる存在です。
マラソン大会でボランティアスタッフや沿道の観客に感謝する
声はよく聞かれますが、スポンサーへの感謝の声はほぼ皆無です。

スポンサーはビジネスでやってるんだからいいだろうと
思うかもしれませんが、スポンサーがいないとマラソン大会が
成立しない時代になっていることは頭に入れておいてもらいたい ところです。

埼玉や千葉のほうから、前日受付しにくると往復で2000円
くらいはかかります。時間は3時間くらいでしょうか。
ランナーの立場からすれば「ないほうがいい」というのは間違い
ありませんが、なぜ前日受付やEXPOが開催されるのか、
その理由だけでも頭に入れておいてください。

次に赤レンガ倉庫からの石畳ですが、これは実際に転んでしまった
人を目にしました。疲労が溜まった段階での石畳というのは
足が踏ん張れないのかもしれません。
個人的には横浜を感じられる大変素敵なコース取りだと思ったのですが、
実際に走った人にとっては「不要」だったようです。
ただ、その一方で「横浜を感じられない」という声もあります。