21歳。地元の女子大生です。
何か自分を変えるきっかけになればいいなと思い勢いで応募した初マラソン。
直前にランナー膝になってしまい
棄権も考えましたがどうしても走りたい気持ちが勝ち、痛み止めとサポーターだけを信じて
スタート地点に立ちました。
何度も自転車で先回りをして「頑張れ大丈夫」と声をかけてくれた沿道のお姉さん。
帰りのトンネルの中、高校生の「栄光の架橋」思わず涙を流しながら口ずさんでしまいました。
痛い膝に何度も悔しい思いを抱きましたがゴールが見えた時の達成感、
タオルをかけてもらった瞬間は涙なしではいられませんでした。
地元で行われている大会がこんなにもいろんな人に愛されていることを実感し胸が熱くなりました。
自信を持って「愛媛はすごいよ」と言えます。
寒い中応援してくださった沿道の皆様、ボランティアのスタッフの皆様、頭が上がりません。
一生の思い出をありがとうございました。
この経験を今後の糧にして、忘れないように過ごしたいです。

(第56回愛媛マラソン)