仮想通貨をテーマとしたアイドルグループ「仮想通貨少女」が誕生した。
世界中に仮想通貨の魅力を発信するために活動するという。
ブームの波がついにアイドル業界にも押し寄せた格好で世界的にも関心が高い。
ライブの入場料や物販も仮想通貨で決済するといい
投機ではなく決済手段としての広がりにつながっていくかも注目。

仮想通貨少女は2016年から活動するアイドルグループ「星座百景」の派生ユニット。
8人のメンバーそれぞれに「ビットコイン」や「イーサリアム」、「リップル」などの仮想通貨が
担当として割り振られている。
「星座百景」との差別化のため
メンバーはそれぞれの仮想通貨をイメージしたマスクを着用して活動。

 1月12日、東京都内でお披露目ライブが開かれた。
仮想通貨とアイドルという異色の組み合わせに
国内メディアのほかロイターやAFP通信など多くの海外メディアが詰めかけた。
グループのプロデューサーは「仮想通貨とアイドルの組み合わせが面白いと思った。
構想自体は17年の春からあったが
取引所のテレビCMが流れ始め、世間でも『仮想通貨は怪しい』という声が払拭されたと思い
このタイミングで立ち上げた」と説明。

 ライブではデビュー曲「月と仮想通貨と私」を披露。
歌詞に「予想よりも送金が楽でビビる」といった仮想通貨の魅力や
「いくで、やるで、と買い増しはダメー! 暴落が来るから!」といった
取引の教訓を盛り込んだ。