ここで行われている民主主義論の食い違いは学問領域の共通言語の差異に他ならない
政治学における民主主義の定義は、個人の人権である自由・平等・参政権などを重視し、多数決を原則として意思を決定することにより、人民による支配を実現する政治思想である(122の立場)
哲学・社会学の場合は、権力のありかを指し示す言葉でにすぎない(1の立場)
どちらが正しいのでなく立場によって捕らえ方が違っているだけだ