総評 ★★☆
10万枚売り上げた歌手の作品にしては粗末な作品。
「シェリルのイメージを引きずっている」などという反論は論外で、明らかにクオリティが低い。
平凡なアレンジに、平凡なメロディ、平凡な構成、平凡な歌詞。
レビュワーが言ってはいけない言葉かもしれないが、語る点が少なすぎる。

ただ、どの範疇で比較するかによるが、やはり歌には魅力がある。
というか歌のおかげで聞けるという部分も大きい。
アドリブ風に旋律を変えるところは面白い音を選んでいると思うし、非凡なものもある。
菅野におんぶにだっこだったマクロスの次がこの出来とは先が思いやられるものであるが、
本人が作曲をやめて、ボーカルに専念し、しっかりとした作編曲がつけば
いつでもアニソン界の頂点に立てるとは思う。
考えてみると、それがマクロスだった気がしないでもないがw
なんだかんだで2008年のアニソン界はマクロスが席巻したと言えるし。
そういったヒット作でデビューしたことが吉と出るか凶と出るか。