自然または神道を操って現実の災いがどうにかできてしまう構図は自然や災いと共存する(人の死を仕方ないと受け入れているわけではない)古来からの日本人の感覚にそぐわない。
新海誠の2人のセカイ、人間本意な思想が垣間見えて3作とも苦手。ただ君の名は。はご都合主義を抱えながらまだ飽きずに見れた。今作は新海が「震災の風化を恐れる自分」を大きく育て過ぎてなぜか日本の代弁者のような感覚を持ったまま作品作りに取り組んでる気がする。
この感覚は10代の頃に自分も陥いった気がする。。だから今は新海誠と同年代の自分にとっては同族嫌悪な感情で彼を見ている気がする。みずみずしい感覚を持ったまま大人になっていると褒める人もいるかもしれないが、そう言う感覚は若い人に任せた方がいいと今は思える。