>>816
>痛いところ突かれましたな、こりゃ、って感じだったのかな

当時そのように感じたヲタさんはほとんどいなかったのでは?、と思います。
たしか当時はエヴァの細かい設定は一切明かされていなかったはずです。
なので旧劇場版を観たヲタは「???」というのが、本当の気持ちだったと思います。

ATフィールドはバリアではなく、心の壁を表しているとか…
ゼーレは他者を恐れる不完全な人間の心の壁を溶かして、無に還して、他者を恐れなくてよい使徒のような単体生物に人間を生まれ変わらせようとしている、とか…
こういった細かい設定は一切明かされていなかったはずです。

上記のような設定を知っている上でエヴァを見れば、
エヴァは心をテーマにしているのか、とか、
これは他者が怖くても、アニメの世界に逃げず、他者と関れ、というメッセージなんじゃないか?、とか、
そういう推測もできると思いますが、
何せ一切情報がない状態だったので、庵野さんのヲタク批判のメッセージに気付いたヲタさんは、ほぼいなかったのではないでしょうか?




まぁ旧劇場版で
【シンジ「僕の現実はどこ?」
レイ「それは夢(アニメの世界)の終わり」
その後実写映像が映る】
というシーンなどがありますので、
読解力が高いヲタさんは、もしかしたらメッセージに気付いた方もいたのかもしれません。

ラストシーンの
【アスカ「(ヲタクは)気持ち悪い…」】
というメッセージは強烈でしたしねw

ただ現在のように様々な設定が公開されていても>>774さんのように、
「旧劇場版はヲタク批判をした作品ではない」と感じる方も多いようなので、
当時エヴァに熱狂していたヲタさん達は、ほとんど庵野さんのメッセージに気付いていなかったのではないでしょうか?