アキラに関しては、一般の青年マンガ好きやその上の年代のマンガ好きには当時から人気はあったぞ
アニメ化の時はアニメ雑誌にもちゃんと取り上げられていいたし、テレビで放送されるのも早かった、その程度には人気があった
単行本も、他の一般的なものとは違うサイズ、装丁で別格扱いだった

自分も大友ファンでもなければアキラもよく知らない人間だったが、
放送されると知って(おそらく正月前後の)0時過ぎに時計をセットして起きて見た記憶がある
その何年か前か後にもテレビで見てビデオにも録画した
大友やアキラについて興味が特に無く、ファンでもなかった自分でもこうだったのだから、推して知るべしだろう

業界がジャニーズやおニャン子やAKBや韓流を流行らせようと持ち上げまくって洗脳してランキングに上がり、
ランキング外では実力派が埋もれているが分かっている人間は分かっているのと同じで、虚飾の数字がイコール正当な評価ではない

ただし、大友は漫画家としてはもちろん、存在や漫画やアニメ、それ以外の活動もメディアで取り上げられていたし
江口寿史と同じで、文化人や漫画に興味がない一般人でも、知っているとおしゃれで意識高い人って扱いになる社会的空気だった

そもそもの話だが、日本のアニメがここまでに知名度が上がったのは、ここ20数年程度のことで、ネットがあってのおかげもあるだろう
それ以前の30年以上昔は、欧米のいわゆるオタク層のみが、どこかから入手した日本語版のOVAやテレビビデオを違法ダビングしたものを回し見したりで、
正規品も一般人は日本のものとは意識せずに見ていた