折角だからフルタチさんの番組からの書き起こしを貼っておく。

美麗背景について

『アニメーションってやっぱり記憶を描くメディアだと思うんですよ。さっき四ッ谷駅がとか、皆さんがこの風景がとか、見たことある
風景がきれいだと言っていただいているのは、あれは記憶を描いているからなんですよね。
一回こう頭の中に入れたものを描くわけです。だから少し特別な見え方をすると思うんですよ。
実写にしてしまうとその部分がゴソッと無くなるので、同じ成立の仕方はしないと思います。』

オメーの言う記憶ってのは手の中のデジカメのメモリの事か!?と問い詰めたくなるよな。


絵コンテについての発言。

ゲスト 『あそこ(ビデオコンテ)で完成しているんですね。だからこそぶれずに監督の思いが全部作品に生きてくるってわけですよね。』

新海 『そうですね。アニメーションはそういう作り方をするんですよ。最初のスタートが僕一人から出てきたものかもしれませんが、
そこからホントに100人200人が積み重なっていくんですね。宮崎監督からずっとこう、まあそれ以前から繋がってきているやり方の
知恵のようなものだと思います。』

パヤオの名を出すな!


批判意見について

新海 『どうやったら見てくれる人と繋がれますか?』

古舘 『徹底的に自分にとって嫌な文章を読み続けました。批判意見を毎日何百本書かさず読みました。そうするとだんだん少しだけ
見えたかなと言う辺りでやめてしまったんだけど、ちょっと繋がれる気がします。』

新海 『キツ…。でもまあじゃあ僕もヤフームービーの低評価レビューとか一杯見れば少しわかってくることがありますかね?』

古舘 『あのだから、中にはマイノリティかもしれないけど、君の名は。に異議を申し立てる人、そこに宝石はあると思います。』