上の方でも誰か書いてたが、小説版と比べると映画版は全体的にルカの心の描写が少な過ぎるんだよなぁ

のび太は月に誰かが住んでる事を想像していたから月に来るきっかけになった。
ルカも月での千年間、自分の孤独や過去の苦しみを地球の誰かなら受け止めてくれないだろうかとずっと想像し、遂には抑えきれなくなったから地球にやって来た。
二人の想像力が出会いを実現させたのだから、その辺が映画版でも軸になっていれば「想像力」がキーワードである意味が強まったと思う。
あと最後の「限りある力だから頑張るんだ」的な決め台詞も、映画版には無いその直前の二度目の駆けっこのシーンがあるから活きてくると思うんだが。