子供は宝者・・・号泣!

2019年2月3日 19時27分
総合評価:★★★★★

アニー賞(インディペンデント部門)作品賞受賞の一報を聞いて、日曜の今日さっそくレンタルに行って借りて見ました。
結果は号泣。あまりに感動して興奮冷めやらず、初めてレビューをしてしまったくらいです。
タイトルで未来ちゃんと兄のくんちゃんの物語かと思いましたが、家族の物語ですね。
お父さん、お母さん、くんちゃん、未来ちゃん、それぞれの気持ちがわかりますわかります本当にわかります。
初めての家事育児で四苦八苦するお父さん、イライラして思わずくんちゃんやお父さんに辛く当たってしまうお母さん、妹に嫉妬してわがまま放題で両親を困らせるくんちゃん、機嫌が悪くて泣く未来ちゃん。
「家族のストレス」がリアルすぎる。
私も二児の親なんです。二人ともいまは小学生で、くんちゃんくらい小さな頃に比べると手はかからなくなりましたが、それでもイライラさせられることも多くて、つい大声を出すこともしばしば。
くんちゃんのような子供特有のわがままもいっぱい経験しているのでそれ対するストレスもいっぱい経験しました。正確には現在進行形で経験しています。
でも子供は本当に宝なんです。愛してます。
お母さんがくんちゃんに辛く当たったりもしますが、寝ているくんちゃんに「くんちゃんは私の宝」と言ってキスをするところ・・・
ここで号泣。わかるわかる。イライラするけど、辛く当たったりもするけど子供は宝物なんですよ。
この時のお母さんの、いや、親の気持ちにどっぷり感情移入してもう号泣してしまいました。
他にも愛おしい子を持つ親なら「わかる」「泣ける」の連続。
親の気持ちだけではなくて、子供の気持ちも同じくです。
「後から考えたらあの時、子供はこんな気持ちだったんだな」と思うとやっぱり号泣。
映画を見終わった後、思わず子供二人を抱きしめてしまいました。子供はびっくりしてましたが(笑)
これまでの細田守さんの映画とはちょっと(いやかなりかな?)違うけど、いままでの細田守監督作品の中で一番好きな映画になりました。