>>268
モラトリアムがテーマらしき響きと言うか、監督から何度もでてきている言葉でもあるし
劇中で積極的に描かれていることじゃないかな
とりわけ4では恋愛を否定して今まで通りを選択することで、
わかりやすく1〜3の集大成的に明示したんじゃないかと思う

あと喧嘩別れしそうになった、というか喧嘩別れだね
なんだか軽く言われがちだけど、
親友にあれだけメタクソに叩かれて「それでも大好き」といえるのは相当な逡巡を経ないと無理でしょう
思い込みの激しいストーカー気質の人じゃないと絶望的な気分になるよ
劇中でもカナブンはかなり凹んでたからストーカーではないわな

子供から大人になることを是…というか高校生の物語だからね
否応なく将来を見据えならなければならない時期だと言うことは
大なり小なり各チャプターに通底して描かれていたと記憶している