>>265
あなたの感想については概ね反対しないけど、
結局「モラトリアム」って言葉がテーマらしき響きを持っているだけで
劇中でカナぶんがやったことは
友達と喧嘩別れしそうになった → でも大好きだよ〜と叫んだ 以上
でしかないんだよね。
現状の留保を望む思春期に、避けようもない変化が起きたときにどう行動するか
という問題が仮に劇中で起きていたとすれば、
かなブンはほぼ何もしていないに等しい。

「大好きな日常に変化が訪れて、なんか叫んでみたけど止められなくて、でも景色がちょっと違って見えるよ」
を6話かけてやるのは他に優れた部分があればまだ良いけど、オルタナのクオリティだと正直…ってのが俺の感想かな

「モラトリアムの受容が〜」に関しては正直無理があるかなと思うw
かなブンは劇中で大人になろうとしているわけではないし、
子供から大人になることを是とするようなメッセージも作中には込められていないと思う