古文の授業で美人先生はたそがれ時に人ならざる物に出会うとおしえる。

かたわれ時に3歳違いの2人は同い年で最初で最後の出会いを果たす。現実にはあり得ない奇跡的な異次元空間?での出来事。ラストシーンで3歳違いで出会った後も、かたわれ時のたった数分間の出会いは永遠に思い出せないだろう。

それだけかたわれ時のシーンは感動的だが、美人先生が言うように、実は2人は人ならざる物として人生で最初で最後の数分間だけの出会いを果たした。人ならざる物とは魔物、化け物、霊魂と言ってしまったら瀧と三葉に厳しすぎか。

このように思い巡らすと、この映画の感動的な面だけでなく奥深さを感じる。