>>208
平均2.5点が2.6点になっただけで同じだけ低評価も増えてる


総合評価:★

子育て世代が見ようが、駄作は駄作。
シナリオが崩壊しているとしか言いようがない。

はて?子育て中の親に何の説得力があるのだろうか?そもそも冒頭から長男の新しい兄弟へのジェラシーを描いていたはずじゃなかったのか。
家族間、兄弟間のジェラシーはかなり根深いもので、殺人事件や家族断裂への引き金にもなるほどである。

そのテーマだけでも映画が何本も撮れるだろう。しかし、本作でのテーマは、どういうわけか実は「ジェラシー」ではない。

ひいじいさんが登場したあたりから、シナリオは混乱し始める。
もはやカオス状態である。
一番近いのは、新興宗教の勧誘ビデオではないだろうか。少なくともストーリーの体を成しえていない。

出来の悪い本作で細田監督のキャリアは地に落ちたと思う。

本作を評価する「子育て世代に見てほしい。」という言い訳。

一体、この駄作のどこに子育て世代が感動するのか?明確に示してほしい。
子育て世代は映画を見る機会が少なく判断できないだけではないのだろう。