【高畑勲】 火垂るの墓 Part4 【清太・節子】
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引き続き語りましょう
監督 : 高畑勲
脚本 : 高畑勲
原作 : 野坂昭如
公開 : 1988年4月16日
出演者 : 辰巳努(清太)
白石綾乃(節子)
前スレ
【節子】 火垂るの墓 Part3 【清太】
https://kanae.5ch.net/test/read.cgi/animovie/1386059715/
>>48
野坂氏も言ってるけど、これは清太(=自分)の愚かさを書き顕したかったみたいに言ってたからなあ
愚かで無能で餓鬼、でも妹だけは(愚か者なりに)可愛がってた、ってのが主題だとさ
「斜陽」みたいにダイレクトに書いてあれば、無能が時代ゆえ個性ゆえの逃れられない宿命みたいに同情というか心を寄せることもできるが、
一見反戦もので清太が賢くて良い主人公、と錯覚させるような前提から入ってるから
次々と何故かバッドエンドルートを選ぶ清太に疑問やすっきりしない気持ちを感じるのかも >>50
ナイーブでいられた上級国民みたいのを罰したかったのかね>野坂
「君たちはどう生きるか」に出てくる北見君と同じような年頃だよな
(こちらは主人公の父が海軍大尉だったの対して父が陸軍大佐 >>51
あるかもしれないね
その割りには後年の野坂氏は変態だがw
大人になってからみるとただ『かわいそう』だけじゃなく色んなものが見えてきて面白い もう30年前の作品になるんだ…
久々に見たけどデジタルリマスターしたのか画が綺麗だった 人が転落していく様子を描いてるんでしょ。清太が横穴に住んだのも、父親が生きてることを
信じてだてに貯金があったからだし。
父親が生きて帰ってくれば逆転ホームランなわけで。しかし、死んでるとわかって壊れた。 >>46
孤児になっていると調べるまでのタイムラグは?
西宮の親戚の家まではたどり着けてもその後は無理
そもそも清太は父が死んだかもしれないことに節子が死ぬ日まで気づいていない >>56
上下関係に極度に厳しい組織で出世してる父ちゃんが
息子に、人様の家での振る舞い方とか教えとらんのかね こんなもん後味悪いだけだし
かぐや姫の物語の方流してほしかったわ 成仏できない清太が過去の自分たちの愚行を複雑な表情で眺めているシーンがいくつかあるが、
これはまさに社会集団から逸脱した人間の救われない魂の物語だ、と伝えたかったのかもしれない
いじめ、自殺、無縁社会、格差社会、孤独死、高齢親の死を放置する引きこもり、
そんな言葉を目にする現代の人々にこの物語はどう映っていくだろうか >>57
正直農家のオッサンに謝れと勧められてもふて腐れてたとか両親の教育に疑問
当時の中上流家庭、しかも軍人家庭なのに躾してなかったのかね
父親が海上勤務でいつも不在で、躾をするべき母親は心臓が悪くてただ甘やかしてただけとか?
普通は母親が事情で躾が出来ないなら、ばあやとか教育役をつけるもんだけどね >>57
旧宮家なんかだと3才になったときから宮廷儀式に備えて、正座や起立でピクリとも動かない訓練をされられてたという
ちょっとでも動くと3才の女の子にもぴしりと老女の扇子が飛んで来るくらい厳しい躾だったとか他にも体罰を含むキツイお仕置きの話とか
他の名家でも昔はどこも躾と辛抱は教え込んだらしいが
海軍の伝記ものとか読んでも、自分(主人公)も子女も躾はどこも厳しくしてるのに清太なんでああなった?
現代のレベルとしても人んちでご馳走になったら食器を下げるくらいするだろ 他の人が書いてたけどBADEND前提で物語構成されているからな
普通ならBBAに謝って働くけど
お金があるせいで意地はって独立したり
それでいてそのお金を有効活用できずに妹死なせてるし・・・ >>62
日本の政治家なんてほとんどふてくされてるでしょ。安倍とか麻生とか。 そうだね
タイトルバックから全滅ENDだってのはわかってたはずなのに
それでも見てるうちに「清太ー!そっちじゃない!そっちじゃない!」
と叫びたくなるんだと思う
その辺は演出の素晴らしさもある
本当に1カットとして無駄がない
セルだしな こうすれば良かったのに…。と思わせるのがこの映画のある種の存在意義でもあるので、そう
思わせたというのは成功しているということ。 >>67
全くもって同意します
そこで高畑監督の素晴らしさも改めてわかるというわけでw 【アニメ】高畑勲監督の訃報から半日で「名探偵コナン」から「火垂るの墓」へ即断変更 日テレPの決意「不朽の名作、今こそ」 ★2
http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1523630837/ もうね
映画は素晴らしいんで細かいことにケチつけるのはヤボなんだけど
冷静に見ると最初っからおかしいよ
冒頭で母親は清太にですます敬語調言葉で話してるのに、清太は親に向かってタメ口
当時なら絶対許されないよ
まして軍人家庭なら親に向かっては敬語が絶対
しつけのこと話してる人いけど、これはひどい。しつけもなんもない
節子も4才にもなるのに空襲があっても防空頭巾をいやがったりお人形などとわがまま放題
震災の時に保育士してたけど、4歳どころか、3歳、2歳の子でも異常を悟っていつも愚図る子も文句も言わずに靴はいたり頭巾被ったりしてたよ
親切にしてくれた近所の人にも、これから置いてもらう親戚のオバサンにもろくな挨拶ひとつしないし、母親が死んだことの報告どころかまともに目も会わせて口も聞かない
節子がオバサンの娘のお姉さんに下駄買ってもらってもお礼ひとつ言わない
あとは日がな1日ダラダラグダグダ飯だけ食って遊ぶ
あり得ない
ヤボを百も承知でいうけど、ろくでなし家庭のろくでなし不良兄妹がニートになって自業自得
こんなひどい設定だと思わなかった
子供時代の涙を返せー! 自宅のすぐ裏の防空壕なのに妹は兄に任せっきりで自分だけ先に避難?
子供連れて行けばいいじゃん
4才ならおぶらないでも走れるよ
空襲がわからない無邪気な子供ーってのかもしんないけど、
とんでもない、むしろ危機的状況には子供の方が敏感だよ
まして戦時中でしょ?
甘やかし放題の放置子で父親は不在
母親の実家も父親の実家も頼れず、はるか遠くの親戚しか頼れない
まともな親戚付き合いしてない家?昔で?絶縁でもしてる?
なんだか闇を見た気分
うちの祖父は14歳で自ら軍に志願して下士官候補生としてやってたのにさ 監督本人こそがプロデューサーの自宅まで抵当権を付けさせたり、大赤字の製作過程を指摘される放蕩監督だから、よーく表現出来てる。 破れ傘背負って歌舞伎のシーンにでもなぞらえているのか https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1362251248
を見ると
>1945年の100円は現在の189809 円、
>つまり1945年当時の1円は現在の1898円というのを目安とします。
で”大尉”だと給料が以下の通り
>大尉・・・1470円〜1860円
年収にして低く見積もっても2800万円位ある訳で、嫁の体調が非常に悪いにしても
女中ぐらい雇う事は出来んかったのかな?いざとなれば子供にも色々と助言出来、
親戚も監視出来たで、あんな悲惨な事態に陥らなかったような…
(勿論、その女中が豹変する可能性はある) >>80
軍人給料もらいすぎやろw
大尉ごときでそんなに 野坂の経歴から見るに、本来ならハイカーストの筈なのに捨てられた恨みが
清太に向けられたのではないかと(実父は東大出の役人だが養子に出された
あとこの人、戦後高校生になってから下宿先で窃盗働いて院送りになってるw 悲劇的で可哀想だと思うからこそ、ついつい力いれてツッコミいれたくなっちゃうw
東北大震災で小学生ですら避難の時もそれ以後も立派な戦力
ましてや中学生
村のためみんなのため(火垂るの墓でいうとお国のため?)頑張ってた
働かない人はハブられて非難された
でもその瞬発力で助け合えたところもあるから短期的には全体主義すら悪くない
ここ↓では全体主義は全批判だが
https://cinema.ne.jp/recommend/hotaru2018041317/
ここである「清太はニート・引きこもりに通じる」まではわかるが「清太は現代の若者」は無理があると思う
火垂るの作られた時代はバブル絶頂期だったから若者がそう見えたかもしれないが、震災の時をみても現代の若者子供だってなかなか立派だ
現代の若者=ニート・引きこもり的要素
ってのはなんだかな
パニックものは実際にそうなったらという想像なので、いざ直面した現実と違うことが多い
震災前は大地震が起きると、とたんに大暴動とか全員レイプしまくりとかよく漫画であったが実際に大震災が起こってみると全然違ったり
1988は戦争の記憶も遠く、景気もよく平和そのものだからある意味「こんな呑気な」行動を考えられたのかなとも思う
まあ個人差だろうが
いくら監督が主張しようがこれを反戦映画でないというのは不自然だし
>>80の言うように現実から解離してる
海軍なら金の他にも○○社みたいなガッツリとした遺族の互助扶助組織がたくさんある
船乗りだからな
とまあ我ながら実にくだらんことばかり書いたので読み飛ばしてくれw
うむ、くだらん >>71
わかる
監督と野坂さんがそれぞれ伝えたいことは理解したけど
設定がファンタジーすぎた 生い立ちを見ると父は新潟県副知事を務めた野坂相如。母親が昭如出産後二カ月で病死し
神戸へ養子に出される。
11歳の時、戸籍謄本を偶然に見て、自分が養子であることを知り、後には妹2人も別々に養子として入る。
その後、上の妹を病気で、1945年の神戸大空襲で養父を、下の妹を疎開先の福井県で栄養失調で亡くした。
つまり、福井時代の疎開先のことを小説にしたのでは?昔は養子が一般的だったのだね。
ちなみに空襲で死んだのは養父で養母は生きていたらしい。 CMにも多数出演
ダニアースCMループ 野坂昭如(1998)
https://youtu.be/TicBzdrcJ0o ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』
今夜 20:00〜21:30 岡田斗司夫ゼミ#226
今夜は、高畑勲監督の追悼特集として、『火垂るの墓』を解説します。
ジブリ関係者が全員、「ジブリで一番の変人は高畑さん」と口をそろえる高畑勲監督。
『火垂るの墓』を読み解くことで、その本質に迫ります。
「『火垂るの墓』は”心中もの”として描いた」
高畑監督は、原作者の野坂昭如との対談でそう語っています。
「二人で死ぬ」というゴールへ向かって
進んでいくこの作品は、見るものにとってつらすぎて、「二人がかわいそう」「戦争はいけない」といった視点に逃げてしまいがち。
でもそこに本質はありません。 現在、解説のために『火垂るの墓』を見直している岡田は、心を殺さないと見ることができない。
しかも、つらすぎて一回 通して見ることもできない、とのこと。
なぜ『火垂るの墓』がこんなにつらいのか、切ないのか、重いのか、こわいのか。
心を殺して見きった岡田が、一般の解説の二段奥、三段奥まで、深くほりさげて語ります。
岡田からの伝言は
「つらいので、前後編に分けたくない。一度で語りきれるように祈って下さい」
とのことです。
『火垂るの墓』の公開からちょうど30年。
30年目の答え合わせでもあるニコ生ゼミ、どうぞお楽しみに! 昔は節子のわがままや空気読めなさにムカついてこれだからガキは嫌いって思ってたけど
3歳児を持つ今は節子が天使に見えた。うちの子だったら冒頭の空襲で逃げ遅れて死んでる。 お母さんがお妾さんじゃないのかって説もあるね。
宮崎駿がこれ見て海軍将校の子が孤児になったら
父の同期が草の根分けてでも探しに来て食わせてくれるからこれ有り得ない、
実際海軍にいた人もいや海軍の子なら死なないから
と突っ込みの嵐だったけど正妻の子じゃないなら存在知られてなかった可能性あるからね。
お妾さんだからしつけも適当とか女中がいないとかなのか?
大尉の月給が1600円くらいなのに財産は7000円の貯金のみ、しかもなぜか母親名義、
父の直接の実家は頼れないとか
あーもしかしてそうかもとか思ってしまう ネットでググたら西宮のババア有名でワロタw
子供の頃はヒデー婆と思ってたけど
大人になって見ると言い方が悪いが結構正論だなと思うようになった。 戦時中の大人がどんだけクソだったか知らんからババア擁護論とかでてくるんだよな
もっとそこんとこ徹底的に描写しとくべきだったかも ババア擁護ってより兄貴叩き
兄貴がまともなら節子は死なずにすんだ
働けよ糞ニートとしか
親が死んで餓死するニートとか
親が死んで年金不正受給するニートとか
親が死んで盗みで食いつなぐニートとか
擁護無理 こんな意見も
>ロシア人の後輩アレクセイに火垂るの墓を見せた所
>「この映画、戦争は関係ないですよね?
>自活能力がないにもかかわらず、共同体に属そうとせず、好き勝手生きた兄妹が亡くなった。
>この兄妹の生き方ですと、現代日本でも江戸時代でも石器時代でも同じ結末になりますね」
>ロシア人らしいクールな意見である 昔はオバさん薄情だと思ったが、今にしてみるとそんなこと言ってられないんだよなと改めて思った おかあちゃんのおべべあかん!あかん!
で、その着物三着で米一斗
米一俵が4斗入りで60s
だから1斗は15キロ。
高そうな着物3着で米15キロにしかならへんの?
いくら戦争末期とはいえ >>94
まあ、ロシアなんて現在進行形で路上に転がってるガキとか余裕で見捨てる国だからそうなるかもな 働くという選択肢が出てこないあたり清太が糞ニート呼ばわりされる所以だろうか
その辺の農家に飛び込みすれば1軒ぐらい雇ってくれそうなもんだが >>87
このクソデブまだこんな寄生商売してんのか
さっさと消えればいいのに >>98
闇で米1キロが現在の価格で20万円相当とかだそうな
知ってるかわからんけど、着物の古着市場なんて今でも1/10だよ
買い取り値じゃない
中古店の売値(店の利益が乗った値段)でだ http://www.appps.jp/290651/
30年経って判明した事実!『火垂るの墓』のポスターがヤバイ事がTwitterで明らかに
2018.04.15 しかしこの作品が名作だの言われてるのが理解出来ないね
今回ノーカットっていうから改めて見たが
ハッキリ言わせてもらうがこれは駄作でしょ
エンタメ作品としても、教材としても駄作 「この世界の片隅に」、は教材としてだったら良くできてるんだよねえ
原作の話だけどね お前らネット民もこれ放送するたびに誰が悪いだのくだらねぇ言い争いを繰り返すだけ
つまりはこんな底辺な言い争いしか出来ないような作品って事なんだわ
映画もクソだが原作は更に輪をかけたクソだしな
高畑勲も過大評価なんだわ 結局は一つの裕福な家庭を皆殺しにしただけ
たったそれだけの映画
一つの家庭をブチ壊しただけ
それを見た現代人が「ざまぁ」するだけ
ただ胸糞が悪い「だけ」の駄作 ネット民の討論も討論とは呼べないレベルの低レベルでガキ臭い言い争いしかない
ババアが最低だ!いや、清太が悪い!
ガキがうるさい!我慢をしろ!
駄作は語るにも値しない
マトモな討論すら出来ない
だから駄作なんだ >>110
ちなみにお好みの一押し映画はどんなの? 高畑監督はお涙頂戴で作った訳ではないが、演出意図が伝わっていない
最後は神戸の町並みを見下ろす二人の画で終わっているが
冒頭シーンも現代の駅構内(柱の前に灰皿が一瞬映っている)から始まって自分が死ぬ所に変化している
これは何を意図しているのかと言えば
主人公は煉獄(煉獄)にいて、自分の失敗を繰り返し繰り返し見ているという事らしい
物語自体が二人が死ぬ為の物語で
悲しいとかではなく
結果はどうであれ精一杯生ききった話し
押井守が書いたジブリ解説本で
性と死の物語と言っていたのは
本質は男女の心中物語であるということ
妹は親や妻のような感じ(妹が針仕事しているシーンは、全て兄の妄想シーンあんな事は実際は出来ないから)
妹も兄を縛り付けていた
サクマドロップをなめてはいるが
妹の骨を入れていた事から
兄弟で骨(ドロップ)を食べていた人喰いカニバリの意味
二人は今も煉獄の中で生き続けている >>113
最後のカニバリズム云々のとこ以外は特に大したことは言ってねーな 宮崎駿はほたるの墓の内容と同じフォーマット(きれいな物しか見ない煉獄に落ちた青年)で風立ちぬを作った >>113
なんか、まど☆マギのほむらループみたいな説だな >性と死の物語と言っていたのは
>本質は男女の心中物語であるということ
>妹は親や妻のような感じ
んじゃあ、横穴の中の蚊帳で節子をいきなり抱き締めたのはレイプもどきの性欲だったってわけか 一方その頃
駅前で清太が野垂れ死んだと聞き
死体置き場に清太を見に行ったおばちゃんは
清太さん何で学徒出陣せんかったんや!
特攻で自爆した兵隊さん達は清太さんと同じ年の頃の学生さん達やで!
穴蔵に逃げ込んで妹さん衰弱死させて清太さんも野垂れ死んでしもうて!
ドロップの缶からみたいなもんに妹さんの骨入れてどないするゆうの!
水入れて飲むんないな!
何しとるんや衰弱死愛好家かいなほんまに!
アホと違いますやろか!
さてと、戦争も終わった事やさかいお洋服でも買いに行くとしましょか
と、死人に鞭を打つのであった >>120
14歳では学徒出陣には早くないか
×水入れて飲むんないな
○水入れて飲むもんやないか >>120
つまんねーよカス
こんな駄作にはこういうクソくだらなくて馬鹿らしい書き込みしかないんだな >>113
くだらない解釈だな
まぁ駄作には相応しい解釈か
結局この作品を評価してる奴らってさ
自分の「妄想と願望」を他人に押し付けるアホばかりなんだよね
いわゆる「キモヲタ」な
キモヲタしか評価してないよこんな駄作 >>120
あの人ならそういうことを平気で言いそうだよね
新聞は本当のことを伝えず日々の食べ物にも困るような追い詰められた状況があったとはいえ
あのおばさんはひどい
いろいろ考えさせられる「火垂るの墓」はやはり名作 >>127
そうかな?
おばさんが鍋の焦げ付きを剥がして食べてるシーンあったじゃん?
あの後、清太たちが自炊始めたとき、鍋どころか茶碗にもご飯残りまくってた
で、その鍋と茶碗を流しに置きっぱなしで、おばさんはそれを見ながらも洗ってやってる
そこまで悪い人には見えんけどなあ 貧乏でも時代に合わせて生きていこうとするババアと
プライドが高いだけのボンボンをガチで比較するなんて残酷すぎます 清太にプライドがあるとか思ってる事自体がアホ臭いんだよ
やはり駄作を名作扱いするようなキモヲタはマトモに物語を読み解く事も出来んのよな あのババアは時代に合わせて生きているというより
何も考えずにただ時代に流されて生きているいるだけのように見えた
名作かどうかは自分が決める
駄作と思う人がいても良い
ただ火垂るの墓を名作だと思う人の数が多いというだけ アニメの西宮の叔母は賛否両論が起こるようなきわどい人物として描かれている
叔母に対するその感想は時々の世相を映す鏡にもなっていると言えるかもしれない
これが原作だと清太の母ちゃんの形見の長襦袢の紐を水溜まりにポイ捨てしたりと、かなり分かりやすい冷酷な人物
その辺り偏りすぎてもつまらないので改変したのだろう
このアニメでは分かりやすい悪人の大人は一人も出てこないのもミソだったと思う
俺が初見で印象に残ったのは「命の軽さ」だな
冒頭の三宮駅での清太に対する駅員の扱い
母ちゃんとのあっけない今生の別れ
節子の火葬について飄々とアドバイスするおっさん
戦下なら日常茶飯事のこの淡白さは高畑が特に強調したかったことのひとつに見えた >>133
海岸にむしろ掛けておいてある死体に
寝てはるん?
そんなもん見んでええ
とかね >分かりやすい悪人の大人は一人も出てこないのもミソだったと思う
>印象に残ったのは「命の軽さ」だな
それ
まさにそれだと思う
叔母じゃなくて父の従兄弟の嫁だけどね
あと長襦袢の紐なんかあったっけ?
長襦袢って着物着るときと同じひもで締めるし、それで着物着るときも帯を決める仮ひもにも使えるから、かなりボロボロでも捨てないと思うんだけど
私も穴の空いた仮ひも使ってるし
まあゴミだとしてもポイ捨てはダメ
ゴミはゴミ箱に 要するに「長襦袢のひも」というような長襦袢専用のひもはない 火垂るの墓の視聴率
1 1989年8月11日 20.9%
2 1990年8月17日 10.7%
3 1993年8月13日 14.5%
4 1997年8月8日 19.1%
5 1999年8月6日 18.8%
6 2001年8月10日 21.5%
7 2003年8月22日 15.1%
8 2005年8月5日 13.2%
9 2007年9月21日 7.7%
10 2009年8月14日 9.4%
11 2013年11月22日 9.5%
12 2015年8月14日 9.4%
13 2018年4月13日6.7% これを当時、実際によくあったことを元にもっとリアルに描くとなると
食べ物が足りなくなったので地元の農家のおっさんにセツコを売春させて食物を分けてもらい
最後に食いぶちを減らすために地方の売春宿に売り飛ばすって感じになる で、終戦すると何食わぬ顔で「生きてたんだねえ。心配してたんだよお。」とおばさんが言う
まあ長編アニメ映画じゃなければこのぐらいは描く作品があってしかるべき >>133
現実にはもっと冷酷な人たちが沢山いましたよ 戦争抜きにして兄妹の悲劇を描くならカーペンターズの伝記映画やったほうがまだいい
野坂よりもリチャードのほうが妹思いだし人としてもしっかりしてると思うし >>125
w
あれ見て雑炊食べたくなるとは
さすが我らの吉高様
センスが斜め上 >>94
大人になってから見たせいか、泣いた上でこれと同じ解釈だった。
話が本当に残酷になっていくのは戦後なんだから戦争はあくまで混乱期というだけの前提。
大人視点で一番キツかったのは医者に滋養取れとだけ言われる所。
そんなのこいつらには無理じゃないかと解ってるので共犯気分になる。 >>144
>話が本当に残酷になっていくのは戦後なんだから
それ
戦後は食糧難も加速するし、治安がね・・
三国人が一気に暴れだすわ、米兵も好きかってやるわ 誰か岡田斗司夫の後編見た奴いねえの?
清田が節子から目をそむけたときだけカメラ目線になる理由ってなんや すまん 自己解決しました
425 名前:おたく、名無しさん?[sage] 投稿日:2018/04/16(月) 21:50:01.22
>>420
後半で語った男女の心中フォーマットとして太宰治的な女性だけが死んでしまい、生き残った男性は呪い殺される話しがあって
オープニングとせつ子が寝たときだけ
2回だけカメラ目線になる理由は
節子が起きている間は観客に言えないから
”僕は、節子に取り殺されて煉獄に生きています。わかってますよね”
節子が起きている間は気がつかないふりをしている
カメラ目線は我々に目線を送って
”僕はこういう所(煉獄)にいます”
と訴えている 節子は弱かったから死ぬのは仕方がないけど
清太が死ぬのは不自然
清太が死ぬ理由は本来無いはず
妹がいない分本来は自由になったはずなのになぜなのか?
男女の心中物語だから
男女の心中フォーマットでは基本太宰治的な女性だけが死ぬパターンで男が呪い殺される オープニング国鉄野郎がサクマドロップ缶投げて、節子の骨が出て、ホタルと節子が浮かび上がる
節子は清太の死体を見て
本当に死んでくれるんか?確認しようとすると
清太がポンポンと肩を叩いて
二人揃って煉獄へ旅立つ
今オープニング確認したけど怖くて消しちゃったwwww ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています