>>872
作品一本に対して原作使用料のギャラが支払われるのが通例。
交渉次第ではロイヤリティも可能だけど、出版社が嫌がるだろうから難しい。
映像化で原作者が儲かるのは、原作本の重版が売れた分の版権料が主な収益となる。
創作物の著作権は作家にあるんだが、作品を一般紙に公開する時点で出版社に権利をあらかた持って行かれる。
この関係で原作者のみが自由に著作物に対して許諾を許可出来ないという実情がある。

悪い言い方で言えば、出版社は原作者を飼い殺しして上がりを吸う寄生虫の様な物。
良い意味で言うと、売れる為に編集者が色々考え、創作活動以外を一切受け持って作家を育ててきたのが出版社。
とはいえ、漫画作家の場合売れたら好きに漫画書けなくなるぐらい飼い殺しされるから微妙。
何十年と同じ作品書かされ続けて、作家生命終わった人気漫画家は結構いる。