テレビでやるっていうから見たけど写真を加工したような実写風の背景に
のっぺりしたキャラクターと時々出てくる明らかに3DモデリングのCGの
統一感のない映像で何もかもごちゃまぜにした日本の街の景観みたい

ジブリの背景は全体の調和が取れてて写実と空想の融合ができてる
君の名はの模写した電車と千と千尋の機能に焦点を当て創作された電車の違い
トトロのバス停で本物のバスと猫バスの対比もあるけど違和感なく溶け込んでる
ファンタジーに溶け込んだ実写なら気にならないという証明

君の名はは舞台が現代日本で風景もそのままだから現実をイメージさせられる
そこにおかしなものがあれば粗が目立って作品に集中できない
実写風描写で視聴者の想像力がなくなって架空部分の説得力がなくなるという例

全てが脚本の都合で一貫性がないからSFでもファンタジーでもなくなってる
>>48の言うメタファーも使えてなくて物語にもなれてない言うなればキメラ
例えばご神体のある場所はかくりよで行けば戻るために代償がいるって
おばあちゃんが言ってるのに瀧くんはあの世のものを口にしてもノーペナルティー
酒飲んで入れ替わったら組み紐が切れてもう入れ替われないってなるならわかる
入れ替わりが終わるのは物語上重要で組み紐が切れることでそれをを暗喩できる
神話的に考えたらあの組み紐は切れなきゃいけない
そんな象徴的な意味を持つ儀式をすっとばしたらそんなの物語じゃない

5年過ごさせたのも電車ですれ違いさせたいという意図しか感じられない
これがジブリだったら瀧くんはかくりよに行ったことで組み紐が切れ全て忘れる
三葉は3年後にあの場所に行けば瀧くんに会えることを覚えている
クレーター跡地で3年前の三葉と別れ何も思い出せない瀧くんのところに
現在の三葉が登場して全てを思い出すみたいな展開にするはず
そこで終わってもいいしエンドロールで後日談やってもいい
主人公が大学を出るのもヒロインが社会人になるのも必然性がない

絵も話も切り貼りのコピペの継ぎ接ぎだらけでごちゃまぜの混沌
キャラクターは脚本の都合で動く操り人形で心理描写が稚拙
なんとなく爽快と思う人がいるのはわかるけどそれだけ