でここからが本題なんだが、
縄の無かったことにしたい物語という評を読んだ当時はなるほどなぁと思ったんだけど今はちょっと違う考えだな

恐らく縄の制作者は無かったことにしたい物語として作ったんだろうけど
実際救われたのは人命だけでそれまで住んでた土地は失われてる
本来であれば住んでた土地への郷愁みたいなものも書かれて然るべきなのに
(前半で早くこんな田舎出たいと言わせてたから尚更)
そういったものが一切書かれてないこと何とも言い難い気持ち悪さを感じてな

縄の製作者には住んでる土地や故郷への愛着が全く無いんじゃなかろうかと