>>735
松本の「負けると分かっていても戦わなければ」ってのは
ど根性ガエルで、自分より体格の大きいゴリライモに喧嘩を挑むひろしのような
ヤケクソの意地イズムだと思う

松本零士というと、ついつい宇宙が舞台の作品に目が行ってしまいがちだが
作品に込められる思想の根源は「男おいどん」など四畳半モノの極貧生活主人公の、
現状を改善するでなくただそのままに生きるバイタリティーにある