上の方で芝居のプラン立ては原画陣におまかせみたいな話したけど
芝居のタイミング調整を巡っての安藤の苦労話も面白い

安藤:たぶん新海さんは全部の色もついた形であがったものに対して
「止め」を作ったりとタイミングを変えたりというのをしてると思います。
ただこちらとしては、それはあまりやって欲しくない。
そういうことは原画チェックの段階でやりたい。
ラッシュがあがってきたら「これなに?」ってなったものがあって、
「そんなつもりで描いてない。止まってるのはミスだ」みたいな事を言ってると、
監督の方で止めたと言われて、それだと気持ち悪いから動画を入れたい
ということになった箇所もあります。
(フリースタイル35 片渕×安藤対談より抜粋)

従来のやり方と新海のやり方の違い、意思疎通もなかなか難しかったのが伺える