駿のラピュタやトトロのように、あるいは富野のガンダム、庵野のエヴァのように、
当時の観客に「これは自分たちの物語だ」と感じてもらえる一方で、
10年後も15年後も見てもらえる作品というのは成立しえるのだから、
息の長い作品を作ることをわざわざ言葉で否定する新海のスタンスって、
単なる逃げであり詭弁なんだよな。

「今の観客に「これは自分たちの物語だ」と感じてもらえるタイムリーな映画を作りますけど、
それが10年後も15年後も見てもらえる息の長い作品になればうれしいですね。」
と言えば済むだけの話。

君の名はが一過性だったという批判をかわしたくてこんな事を今さら言い出したんだろうが、
なんとも器が小さいというか、卑屈な話だな。