新海の趣意書から

本作では入れ替わりは、その意味を探るミステリーの一要素となる。入れ替わりは少年と少女の個人間の問題ではなく、歴史の流れの
中で仕組まれた仕掛けとして描かれる。カメラは少年と少女に寄り添って二人の成長を描くが、同時に、彼らを取り囲む大人や、彼ら
を産み出した風土や歴史にも目を向ける。本作は、きみとぼくの成長物語を、そのクローズドな魅力は保持しつつもいかに大きな世界
や歴史に繋げていくかの試みでもある。



という事で、企画当初から入れ替わりは冗談抜きで糸守の神様が彗星災害から町を守るために仕組んだ扱いみたいね。
入れ替わりを超自然の神様が仕組んだなら、毎回糸守に隕石を落としていく彗星も超自然現象って意図なんだろうな。
オタキングが言ってたみたいな最初に糸守に落ちた欠片(カタワレ)に逢いたくて巡ってきた彗星が欠片を落としていくとかってノリの…。