>>705
>>451みたいに、「ああ、去年に話題になってたあの映画か」と本屋とかで見かけて買ってしまい、中身を見て酷評するような購買客
も含まれてるからな。


久しぶりに晩飯映画劇場は『君の名は』。巷で大評判になったあのアニメがDVDになって本屋のレジで売られていたため買ったもの。
孫も見たいというので見たが…これほど中味のない作品だとは思わなかった。正直言って最低の作品。3.11のあとにこの程度の作品しか
作れないのか…この程度の作品を商業主義と宣伝効果で話題にした力が怖い…としか言えない。男女人格入れ替わりは平安時代の『とり
かえばや物語』以来の面白いテーマ。時空を超える愛の物語なら筒井大先生の『時を駈ける少女』も夢野久作の『ドグラマグラ』も
ある。マイッタ。実写に近いアニメの描写も安易なら物語の構成も安易。語るに落ちる作品。何の賞にも引っかからなかったことは
納得。ただのエンターテインメント作品でした。そのあとウィスキー飲みながら見たNHK-BSのドキュメンタリー『何故日本は焼き尽く
されたのか』のほうがよほど見応えがあった。