>>455
居場所探しはメインテーマだとは思うんだけど、並列してる多くのテーマの中の一つだと思っているのまでは多分同意見だよね

全編通じて何人かの女性との対比ですずさんが語られる作品だけど、その中でもっとも重要で欠くことを許さないのはやっぱり圭子
最初から“自分の意思の女 圭子”と“運命のまま生きる女 すず”の物語なんだけど、最終的に自分の意思で呉を選ぶのが重要なすずさんのテーマの収束ポイントだと思う
そしてこの間、2人とも戦争に運命を翻弄されるというのも大きなポイント

女の一生のもう一つの側面であるリンエピが、全体の完成の為に犠牲になったのは、残念だったけどね
それとてすずありきの編集をザックリしてある映画版ではやむを得ない。 リンが居ないから話が通じなくなることも無いしね。