君の名は。 質問・考察スレ11 [無断転載禁止]©2ch.net
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次スレは>>950、建てられない場合は安価で
安価無しの踏み逃げの場合は宣言してからお願いします
「組紐理論」とも呼ばれる独特な時間軸や入れ替わり描写が、物語の根幹にある君の名は。
それらに関する考察をまとめたり、議論したり、或いはありがちな疑問に答えるスレッドです。
例:入れ替わりの記憶が消えていく過程、日付のズレに気付かない(気付けない)理由、三葉が髪を切った理由…
※彗星の軌道、列車の路線に関しては明確な描写ミスなので対象外
アンチと信者が交わる、それもまたムスビ
映画『君の名は。』公式サイト
http://www.kiminona.com/
君の名は。 質問・考察スレ10
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1484804992/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 三人で新幹線に乗って飛騨を訪ねる車窓から見える大きな風車みたいな建物と大きなビルは浜松あたりにある建物? >>437
東京からだと、豊橋駅を過ぎてちょっと
行ったところ。 初書き込みなのですが、「彗星が人工天体である」という話は出ていましたか?
そこら辺の話題はもう語られて終わったのかが気になっています。 436 名前:名無シネマさん(兵庫県)(ワッチョイ cfac-hrO6 [121.82.217.178]) :2017/05/14(日) 22:40:58.04 ID:wAJvdxKj0
>>417
ティアマト彗星については、本篇の中にプロップとして「ティアマト彗星は人工天体だった」と
わざわざ書かれているので、人類より遥かに進んだ文明が、入れ替わり現象も含め関与
しているんでしょ。
次回作は、ほしのこえ」の語り直しで、中国や日本で馴染みの七夕伝説辺りをベースに、
その辺を語るスペースオペラだったらいいのにな。本格的なSF作品を観てみたい! 446 名前:名無シネマさん(禿)(オッペケ Sr27-0r/x [126.200.56.121]) [sage] :2017/05/15(月) 07:13:40.24 ID:RnAvy/IVr
もともとこの作品はクラークの「都市と星」、ウィリスの「航路」などが
骨格になっているように、記憶や情報を管理された都会人と、辺境で
代々受け継がれた超能力を持つ聖地の人間の出会い、というSF的な
設定が根底にあるのだけれど、完成された作品では思いきって
マニアックな部分や説明的なセリフは「分かる人は分かるはず」と
描写を刈り込み、伏線は「絵」で見せて無意識に理解させつつ、
現代のラブストーリーとして見られるように作った。
(定期的に観測船を落下させるのは「航路」のネタ)
オタキング岡田なんかは、全然話が理解出来ていない
感じだったのに、「会いたくて長い道のりを超えてくる
彗星と主人公たちを含めた、宇宙で無数のムスビの軌道を
描いている天の川伝説」というモチーフは初見の頃から
語っていたから、SFファンにはお馴染みなんだろうな。
多くの観客は、当所予想していなかった時間のズレが組紐の受け渡しで
成立していたり、女系の血脈が超能力を受け継いでいるといった設定を
「絵」でスッと理解していたからクライマックスを受け入れて感激した。
「観客はバカじゃない」と信頼した新海監督の賭けの勝利だったわけだ。 下地にはしてるけど中途半端に打ち捨てられた設定
外伝の様に深く掘り込まれた跡も無い 結局宇宙人説は確定なのか?
まあ実際に映画に取り込むと話が中途半端でチープになるから
完全に隠蔽して正解だったけど 航路については説明が不足していて、
主人公が別の世界の夢を見ると言う所の方こそが構成上似ているし、活用され切った部分
でも、そのような構成は既に韓国映画や新海の奥さんが出演した映画などにも類似点が指摘されている
てかさぁ、誰かが書いた話の真似しかやってないとしたら、そいつはクリエイターとして二流ってことなんだが。
転校生や古代神話持って来る人も含めてそこまで元ネタの趣旨に固執する必要があるのかね
もっと言えば米国作家はともかく、日本のSF界隈なんて3.11以降でまかせばかり呟いて信用無くした連中だよ。
「メルトダウンはないだす」の菊池誠を擁護したり原発に夢見てる野尻とか 442です。
やはりそこまで深く掘り下げた設定ではなかった可能性が高いのかな…
色々と突っ込み所が多いストーリー構成だと感じていたのですが、「彗星が人工天体」であるなら「SFとしての裏設定があったが敢えて演出していなかった」のかな?と考えてここに投下してみたのです。
また明日か明後日に書き込むと思います。 >>448
続きです。
やはり新海誠という作家は映像表現にその才能があって、宮崎駿のような知識と思想性に裏付けされたストーリー構成のような「深み」はまだない、という結論になるのかな。
逆にその作り方を手に入れたら凄いと思うんだけれども。 >>448
単に、それが本題ではない、ということでしょう。 >>449
それとは違う方向性で大成功した例だと思うぞ
なんでもかんでも大御所をなぞる必要は無いとかと
他に感化される事なくこの方向で極めて欲しい 442です。
勿論、大御所をなぞる必要などどこにも無いんですけど笑
ただストーリーがどれだけ練り込まれているか?
についてはまた別の問題かなぁ、と。
「内容の深みは重視しない」と本人が公言してしまっているのなら別なんですけどね…
元々映像的なセンスは間違いなく「天才」の部類に入っていると思うので、後はこの部分にどういうスタンスを取るか?に興味があります。 君縄はこれまでのより深みあると思ったけどね。
俺に言わせれば、知識が欲しいなら庵野みたいにペタペタ羅列すればOKって話にしかならん。
その証拠が俊樹の民俗学的事績で、周知のようにアナザーサイドではその薀蓄、
宮水神社の裏設定が読めるが、俊樹と二葉の話は本編から切られたんだよね。
それを加納氏が小説として再生した。
どうして本編から切られたかと言えば、話の焦点がぼけるから。
そして親子関係について最低限必要な情報は残したと新海が考えているから。
薀蓄欲しいなら自分で岩波でも買って読めばいいのでは。
もしくは実写でCGに頼ってない、大御所や思想系の舞台俳優主演してる作品観に行く。
ただし、一言言っておくが、君縄にずれた評価下して顰蹙買ったの、往々にしてそういうインテリだよ。
もののけ以降の宮崎は説教くさいという一般的な批判、的を射てると思う。
実は去年のテレビインタビューで宮崎自身が
「環境とか何とか言ってきましたけどね、結局映画作るのが趣味なんです」とはっちゃけてる。
シンゴジラと君縄は見てないと回答した、養老氏と一緒に出た奴。 やはり思い切りの良い取捨選択が良いな
普通はここにもっと説明をとかここが分かり難いからと色々詰め込んでくので
結果情報量が増えすぎて本筋が薄くなるもんだが
分からないままでも本筋に影響しなければバッサリ省略する技法が素晴らしい
お陰であまり頭を使って考える事無く流れに身を任せる感じで見られるんだよな
だからアトラクション的な映画と例えられるわけで >>453
アナザーでの補完は非常に評価が高い印象なので今度買って読むつもりです。
問題は、アナザーでの深い掘り下げが「新海誠が意図して切り捨てた内容なのか?」それとも「新海誠の意図をアナザーの作者が独自に補完したものなのか?」ということなのです…
あくまで範囲を日本の中での「不満点」として語るのですが、知識の「羅列」と作品への「関連付け」は違うものだと僕は捉えていますよ。
因みに、つい最近もオタク界隈を中心にブームを巻き起こした「けもフレ」も念頭に置いて考えています。
もしあのレベルでの「裏設定」を新海誠が出して来たら、「君の名は。」に不満を持っている層もかなりの比率で肯定派に回るだろうと個人的には考えています。 >>454
例えば(海外の実写作品ですが)所謂「脳筋バカ映画」の体裁を取っている「キング・オブ・エジプト」は、なんだかんだエジプト神話をしっかり噛み砕いた上で「バカ映画(褒め言葉)」に仕立て上げています。
そういうバックボーンの深さがあっての「アトラクション映画」として、「君の名は。」が作られているのか?
という所に僕は興味があるのです… アナザーは新海が考えた大まかな設定を筆者が独自に掘り下げたものだったはず
だから飽くまでひとつの可能性ってだけで正解そのものとは言えないみたいな
まあ新海本人があえてそこまで考えない人だからどこまで行っても正解は無いって事になるけど >>456
「雲の向こう、約束の場所」にこのような台詞がある
あの瞬間、僕たちには恐れるものなんて何も無かったように思う。
すぐ近くで、世界や歴史は動いていたんだけれど・・・。
でもあのころは、汽車に漂う夜の匂いや、友達への信頼や、
空気を震わすサユリの気配だけが、世界の全てだと感じていた。
「世界で起きてることなんて僕らにはちっとも理解できないよ」というのが新海監督の世界観 まあだから万年思春期の自閉監督と呼ばれてるんだよな新海
世界を見てないから本人の哲学も思想も中学生レベルでストップしてるのは明らか
上っ面だけよそから借りてきてツギハギしてキラキラ写真トレス絵を貼り付けたものを「新海作品」とか言われるとイラッとする ネットの情報だけで世界が分かったつもりになるのは哲学? >>458
良い意味でも悪い意味でも、新海誠の作品は「内向き」なんですよね。
それがカルトな人気を生み出し、ノレない人には拒否反応が出てきた(「君の名は。」でも比率は逆転したが同じ構図がある)というイメージがあります。
ただ、「言の葉の庭」「君の名は。」と、少しずつ洗練されてきているのは事実で、それに比例(という表現では足りない程に)ファン層がどんどん拡大している、という現象が非常に興味深いです。
僕は新海誠という作家に「現在も尚、成長期の只中にある」のではないか?という「期待」のような感情(もしくは見立て)があるのですが、その「見立て」は正しいか?というのがこの考察スレで語り合ってみたいテーマになっています。 >>459
「君の名は。迄の新海誠」が作って(語って)きた「物語」においては、完成度というか「起承転結性(物語としての構造)」が常に弱かったイメージを持っています。
出てくる言葉や題名と「ストーリーから受け取るもの」の深さ(浅さ)がチグハグだったり、
エモーショナルなシーンなりクライマックスの後に期待される「登場人物達の成長(もしくは変化)」を感じる事が出来なかったり。
入り込んだ世界に放置される様な感覚がありました。
ただ、新海誠は少しずつ(もしくは劇的に)語りが上手くなってきてもいる気がします。
特に川村元気及び東宝スタッフと繰り返したディスカッションにより、「物語としての起承転結性」が此れ迄の(「未熟」なのか「独特の作風」なのか評価が分かれる)作品とは比較にならない程に完成度が高くなったのは認めても良いかと思います。
では、その「作家(語り手)としての成長」が、今回がピークなのか?今後更に「物語の構造」が洗練され深みを獲得して行くのか?
正直測りかねている(からこそ、どうしても期待してしまう)のです。 純文学で傑作扱いされてる作品は
「デパートの棚にレモン置いた」だの「蜂の死骸を飽きるまで眺めた」だのそんな話ばっかりだけどね 余程金が無いのでなければ公式ガイドやアナザー買ってから言えよ的な。 >>464
太宰治レベルの天才ならまだしも特に「最近の純文学」にはあまり興味無いので…
映画やアニメ・その派生作品での文脈で話を進めたいですね。 >>465
アナザーは(今月約一万円近くAmazonでポチってしまったので笑)来月購入予定です。
公式は…新海誠の資料として最適なら買った方が良いのかな?
読み応えはありましたか? >>467
監督はじめとして作り手が何を考えたのか考えたければ、インタビューの類は必要じゃないかな。
最低限公式ガイドブックはあってもいい。
作品を楽しむだけならなくてもいいけど。 本編小説とアナザー小説は読んどいて損は無いな
本編は主役2人の視点で書かれてるから映画には無い心の声が色々分かる
ただ映画と比べて演出やセリフ等が結構違うのが少し気になる
アナザーは部分部分に映画と全く同じシーン全く同じセリフが出てきて完全にリンクしてる
まさに映画の補足としてすんなり入れるし内容的にも多くの疑問が解決できて素晴らしい
ただ飽くまで1つの可能性の話でしかないのが残念 文芸路線向きは新海誠Waker
モノづくりならCGワールド、MdM >>468
「君の名は。」関連のネット上の記事、新海誠氏が出られている動画(ラジオ含む)は粗方チェックはしているのですが、それ以上の情報が公式ガイドに有るかが気になっていんですよね…
ただこればかりは自分の目で確かめないと分かりませんよね笑
来月の購入を検討します。 >>469
アナザーはどのレビューを見ても概ね高評価ですよね。
僕も購入を決めています。
本編の小説は…以前数行読んだのですが僕の嗜好には合っていなかったので躊躇する部分もあります。
もう少し調べて購入するか検討したいと思います、お勧めありがとうございます。 >>470
ありがとうございます、新海誠Walkerを調べてみましたが、「新海誠という作家の考察」にはこちらが適している様な気がしました。
(来月になりますが)購入したいと思います。
元々ビジュアル面で「君の名は。」には全く文句はないので(表現方法や演出には所々「これはどうなんだろう?」という箇所はありましたが…)CGワールド等は今の所購入はしなくても良いかな?と考えています。 流石は考察スレ…
肯定派も否定派も一定以上のレベルの書き込みが多く、凄く刺激を受けますね。
レスポンス頂いている方々に感謝です! >>466
これ志賀直哉と梶井基次郎だから太宰より年上だよ >>475
そっちですか笑
すいません、その2人とも僕の好みには合わないので… 過去作は起承転結が弱い、という指摘に対して
あの作風はそれなりの効果を期待してのものだと思う
ストーリーの弱さにはほしのこえ時代から自覚的だった
「ストーリーは弱くてもいい
描きたいのはストーリーから導かれるシチュエーション」といった具合に
(bsアニメ夜話ほしのこえ回にて、かまたゆたか氏が監督とのメールでのやり取りから明かす)
秒速5センチメートルのクライマックスについては美術作品集「空の記憶」の巻末に載せられたインタビューでこう語っている
『スター・ウォーズ』のような映画なら、作品の中に確固とした世界観が作られていて、
観客は映画を観ながらその世界の中に降りていって、そこで与えられる物語を楽しむわけですよね。
わりと一般的なエンターテインメントのあり方です。でも『秒速〜』はそういうタイプの作品ではない。
だとしたら違うやり方で終わらせたいと思ったんです。
観客が作品世界の中に降りていって楽しむのではなく、作品が観客の中に手を伸ばして、何かを引きずり出すような。 君の名は。を語るにあたって監督自身の作家性と軌道を探るために過去作の話を多くしたい
監督は初期の作品群で続けて「強大な世界に敗北する若者」を描いていた
強大な世界とは第一に、主人公等を引き裂く運命だろう
ヒロインを連れ去る国連軍、永遠に覚めない夢、親の都合で引っ越し…
規模も種類も違えど大いなる流れの前では主人公等は無力である、という点で等しい
ー本当に、あれは特別な夏だった。
でも僕を囲む世界は、この先何度でも僕を裏切る…(雲の向こう、約束の場所)
第二は時間である
時の流れはどれほど強い想いも変質させてしまうものだ
ーぼくとミカコの時間はどんどんずれていく。
だからぼくは目標をたてた
もっともっと心を固く冷たく強くすること
絶対に開かないとわかっている扉をいつまでも叩いたりしないこと
オレは一人でも大人になること(ほしのこえ)
ほしのこえと秒速5センチメートルはどちらも
同じ物語構造を持っている
(惹かれ合う二人が距離と時間に引き離される、
やがて過去と対峙し感情が爆発する)
キャラクターの周囲を取り囲む綿密な背景美術
ロングショットの多用
そしてゆったりと流れる時間(ゆっくりと降り積もる雪、舞い散る花びら)と10年単位のジャンプが生み出すコントラスト
これらの演出は単にアニメーション表現として斬新なだけでなく、彼が描こうとしたテーマそのものに寄与するものであった >>478
ほしのこえと秒速が同じ構造、ってはないで思ったけど、ほしのこえって監督はあのアニメEndingでおわりと考えてたのかな。ハッピーエンド?の漫画版や小説版はあるけど、新海だけの作じゃないんだよな。
切ない気持ちを感じて悶えてもらいたい、のが彼の本意? >>480
ごめん、誤入力。
構造、ってはないで思ったけど、
↓
構造、って話で思ったけど、 >>481
なるほど
小説版とかは二次創作と捉えていいんじゃないかな そもそも原作:新海 誠
って書いてあっても彼は殆んど関わってないと思うよ
仮面ライダーなんて石ノ森氏の没後も毎年「原作 石ノ森章太郎」だからね 映画だけ見ても完結するから要らないと言えば要らない
しかし、
当人の書いた小説まで二次創作だと言い出すとなると読まずに決めつける情弱乙としか >>485
ん?
>>483までは ほしのこえの話だよ? 元々新海は色々と人に無い個性や能力を持ってたがどうも思考が少々一般人とずれてる
それが原因で一般受けしてメジャーにならなかった
ただそういった所が気に入ったマニアックな人からは強い支持を受けていたと
しかし今回は製作に多くの人間が関わりシナリオからして多人数で調整された結果ずれが補正され一般受けする内容になったのが大成功の要因
やり過ぎるとせっかくの個性が薄れてしまうので加減は難しかっただろうけど
次も同じような体制で出来るといいんだがもし新海1人に任せるとまたマニアック路線に戻るだろうな >>487
インタビューで見たんだが、本来三葉は地元の先輩に片想いしてる設定だったんだと
それを川村元気が訂正して代役として奥寺先輩が生まれた
個人的には訂正以前の方が良かった >>488
それは初耳だ
俺は今回の設定で良かった
三葉は一途の方が色々とイメージ的に合ってる
そこも一般受けに合わせて調整されたって事か
やはり新海1人に任せると危険過ぎる >>486
そういうことなのか、すまん。
>>488
川村Pは聖母化したと言っていたね。
しかし、実際の映画を見ると三葉って聖母に見えないんだよ。
仕事として神社やってますって意識がありありしてて、我欲があって結構間も抜けてるので。
人間関係の部分だけが聖母化されている。
この話に対する反応を見ると男受けは良いが、その分潜在的女性客は取り逃したとも言える。
ただ、奥寺を消して糸守側に男を追加すると、飛騨旅行は司と二人だけ、
無理矢理3人にするとしても高木を加えて3人となるので、
東京組が男女の感情表現をバランスよく取り込めなくなる。
糸守側はテッシ―が三葉に淡い感情も抱いているので、
更に追加された男との間で無駄にバチバチ火花を飛ばすのかも知れない。
どっちも振られるとなると辛いし、やはり作劇上のバランスは悪くなりそう。 三葉の聖母化、奥寺の誕生は女=聖母ではないことを示すために、その役割を奥寺に仮託している。
奥寺は彼氏を取り替えているからね。
話がボケるから省略したんだろうが、星が落ちて記憶をなくし、普通の女性になった三葉は
初期案を反映しても良かったと思うね。一途に忘れた人を思うって恋愛という観点では嘘くさいから。
マンガはその辺分かってて、合コン行ってるけど何か性に合わないと処理されてる。あれが映像に欲しかった。
一般とか安易に言っちゃう奴は自分の側の性しか見えてないからなぁ。 >>491
映画でも、一途には見えなかったけどな。
朝起きると泣いている、なにかを探し求める、もう少しだけ・・・
あれで十分ぼんやりとした引っ掛かり感なんだと感じられる。強いて言えば瀧側が中心で三葉側は少ないけど、同じだろうと自然に思う。
時かけ原作の芳山和子みたいな感じ?
細田時かけの魔女おばさんにつなげてもいいな。 >>490
元のプロットだとテッシーのキャラは存在含め不確かだから予測できないな
>この話に対する反応を見ると男受けは良いが、その分潜在的女性客は取り逃したとも言える。
男性客の方が熱狂しやすいってことかな? 映画の三葉に合コンシーンなんてあったらかなり感動度が落ちると思うが
多少不自然でもそういった部分をバッサリ切ってる所がこの監督の良いとこだ >>493
あくまで個人的な感覚なのですが、口噛み酒のテッシーの下りや巫女DVDの下り、自転車で延々とパンツが見え続けているシーンについては全然ノレませんでした。(そういうフェティシズムを持っている人には、逆に最高なシーンなのかもしれません)
また、奥寺先輩のデートの時の服って、自分には一昔前のセンスに感じてしまったんですが、今のモードってあんな感じなんでしょうかね?よく分からないですけど…
リサーチの結果のああいうシーンと服装なのか…ああいう箇所を女性がどう捉えているかは興味があります。 初期企画案ではスカート丈が現実の女子中高生の多数派に近い、膝辺り。
誰かの意向で丈が短くなった。
マンガ表現としてはありふれてるけど、実際そこまで一般的じゃない。
ガードレールで隠したり上半身中心に映したりする辺り、
その誰かに対して新海が抵抗しているように見える。
恐らくあれは短くする必要が全くなかった設定。
君縄に限らず一般論として、露出多い制服がニュースで流れていたりすると
成人女性からは嫌悪感示されることがある。
最近は制服女子高生という記号を使いまくること自体、
性的ニュアンスを煽るとして問題視されているのに(90年代の援交以降散々やらかした果て)
そういうことで100万単位で客層を無くしているのは自覚した方が良い。
口噛み酒は新海が譲らず、馬鹿3人組などを使って距離感を出す演出に落ち着いたと言われてる。 >>487
今回の東宝陣とのミーティング、ストーリーや演出のブラッシュアップは正に理想的なバランスだったと思います。
新海誠という作家の作家性・作品性について「どこを残しどこを省きどこを変えるかの選択」が成功したからこその、この驚異的な超ヒットだったと僕も感じています。
ここから新海誠がどのような「物語」を作るのか?アナザーで補完された様な深みのある掘り下げを獲得出来るのか?
彼がどの方向に向かっていくかで、その作家としての評価が変わってくるでしょうね。 >>478
成程、「物語の世界に没入し戻ってくるという構造」自体を過去の新海誠は重視してこなかったのですね。
個人的には、(言の葉の庭迄の作品に対しては)「非常に良い箇所を突き刺してくるがそれだけに止まっている」ので、「凄く惜しい」という評価になります。
多分、感性が一般的なのでしょう笑
ただ、(言の葉の庭迄の)彼が「狙った部分」については、個人的に彼の物語から受け取ったものを鑑みると正に「意図は達成されている」のかな、と。
ここは人により判断は分かれるかもしれませんが、「君の名は。」に於ける製作過程は彼の作家としてのレベルを「飛躍的に上げた」と僕は感じていて、
言の葉の庭迄の彼の「語り手としての質」が作品毎に(そう表現して構わないのであれば、ですが)毎回レベルアップしている。
という事実から、今後のクオリティにも非常に期待出来るのではないか?と考えているのです。
良ければ「此れ迄の新海誠作品のフォロワー」というスタンスから、今回の「君の名は。」と今後に対する期待(もしくは要望)等があればお伺いしたいです。 >>478
「抗う事等許されない程に強大な時勢の変化」と、「その時の強烈な感情すらまるで無かったかの様にしてしまう時の流れ」の2つの「巨大なもの」。
その中では例えどのような煌めきを一時放ったとしても、「個」という存在はただすり潰されていくだけの小さなパーツに過ぎない。
「それを否応無く突き付けてくる現実の無常さ」を表現し、観客にそれを感じて欲しい。
そういうスタンスとして「新海誠という作家が語りたいもの」を捉えるのが正解…なのでしょうか?
もう少し違う感じなのか…此方も良ければご意見頂けると嬉しいです。 >>495
俺も乗れなかったよw
新海やっぱこういうとこダサいなぁ、って思いながら観てた >>496
「スカートの丈」に関しては、男性側ではなく女性側の視点からも「短い方が可愛い(もしくはカッコイイ)」という視点がそれこそ戦前から存在するので難しいかもしれません。
良くある議論「男を誘う様な格好をする女が悪い」vs「男の汚い視線を避ける為の格好しかしてはいけないというのか」というやつですね。
個人的には映画での三葉のスカートの丈は、そんなに気になりませんでした。
が、自転車のシーンでは「何故わざわざこのアングルを延々と流し続けるのか?」が気になり、せっかくの良い流れを断ち切られた様な気がしました。
あのシーンを入れる事を主張したのが誰なのか、ですかね…
口噛み酒の下りは、テッシーの噛み付きに「なんだそりゃ笑」と笑っていたのですが、新海誠が「こういうの好き」みたいな発言してて個人的には引きました。
フェティシズムを「倒錯的ではあるが確かに美しい」と感じるレベルに迄引き上げて表現出来ているか?も、「作品が後世にどう評価されるか」の鍵になると思っています。 >>500
成程笑
彼がその辺のセンスも更に磨いて来る(実際センスは此れ迄の作品で磨かれて来ている様に感じる)と、次の作品は更に楽しめるかもしれませんね。 >>488
では再び君の名は。を含めた作品群の考察を垂れ流していきます
>>499
まさにその通りだと思いますよ >>502
だってこの人の描く女子高生、トイレで手を洗う時頬を染めながらハンカチを口にくわえるんだよ??
小学生のカップルがカンブリア期の古生物で盛り上がるんだよ??
宮崎駿が観たら「人間観察が出来てない!」って絶対怒るよ >>495
デートは瀧にとっては、背伸びしすぎてギクシャクしてしまう奥寺先輩より、喧嘩しつつも何でも言い合える仲になっている三葉に想いの対象が変わっていく場面であり、
登場した瞬間に「こりゃカップルになるとか無理だろ」と思わせる先輩の服装もアリなのかと思いました。 >>504
駿って人間監察出来てるか?
センスが青い山脈にアニメカラー付けたような感じじゃないか >>506
「若い奴等は人間観察が嫌い」が口癖の人だから >>507
あんだけ若手に逃げられて
ナニ馬鹿言ってんだ? >>479
安価を間違えた!
>>498と>>499です
>個人的には、(言の葉の庭迄の作品に対しては)「非常に良い箇所を突き刺してくるがそれだけに止まっている」ので、「凄く惜しい」という評価になります。
多分、感性が一般的なのでしょう笑
映画はタイミングだから
俺も「こんなものを持ち上げてて良いんだろうか??」と思ったことは何度もある >>508
ちょっと横道に逸れますが、宮崎駿の洞察力、知識と考察の深さは恐ろしいものがありますよ。
作品には「(わざと)隠している」要素がこれでもかと詰め込まれていて、全てを読み解けるのは世界にどのくらいいるのだろうか?と個人的には感じます。
因みに新海誠のインタビュー等を観ると「凄くクレバーで人当たりの良いキャラクター」に見えて、そこも宮崎駿とは対照的ですね… >>495
というか、自分は初見時言われるまで気づかなかった。監督の言うとおり、変な意図がない状態だからかw。
自転車シーンはローアングル過ぎる気もするが、クルまで追っかければあんなもん? >>478
続き
新海は長く勤めたゲーム会社を辞め監督職を目指した動機について「ファンタジーの世界ではなく、もっと現実の生活に基づいた作品を作りたくなったため」と発言している
彼が初めてSF要素を廃し平凡な若者の恋模様を綴った秒速5センチメートルはデビュー当初の創作欲求が最良の形で解消された、まさに初期新海誠の集大成であった
無論それを可能にしたのは天門氏の音楽、丹治氏の美術の存在が大きいことは言うまでもない
「求めるテーマ」と「必要な才能」「必要な環境(スタッフ、技術)」が始めから揃っていたため新海誠のマイナー作家としての成功はあったと感じている しかしその後の新海は、アニメ作家として進むべき道を悩みあぐねていた印象がある
4作目「星を追う子供」では作風を一変させ娯楽長編に挑戦
しかし個人的には(世評的にも)過去作以上の個性は見受けられなかった
5作目「言の葉の庭」は初期作品のような日常を切り取った短編アニメだったが
・キャラクター像の強化
・新たなアニメーターの起用(作監、キャラデザ等)
・ハッピーエンドに限りなく近いプロット
といった具合に「アニメ作品として類型的な要素」が多く見られ初鑑賞時は非常に驚いた記憶がある
しかし初期作品を知る身としては「もう一度、あの頃の悶々とした新海が観たい」という思いも強くあった
新海「Z会のCMで大好きな田中将賀さんと仕事しました(笑」(2014年2月)
と受かれる新海に対しても「お前、本当にそれで良いの?」と冷め気味だった
そんな折、飛び込んで来た「新海誠、新作制作中」のニュース(2014年大晦日)
今度こそは!!と期待したが次々と明かされる情報は「全国300館上映、RAD起用
君の名は。(21世紀に君の名はパロかよ…)
俺達入れ替わってるー!?(21世紀に入れ替わりかよ…)」おまけに
かつての新海らしさは微塵もない、過去作をいくら観てもヒットを期待できる明るい要素はない
なのにヒットを狙いに行ってる…
完全にコケる臭いしかしなかった >>515
お気になさらずー笑
続きが楽しみです! >>512
確かにそうかもしれませんね笑
変な事書いてしまいごめんなさい。 >>511
口噛み酒については、僕も初見時サラッと流してました。
逆に「間接キスどーたらこーたら!」と騒ぐ人には考え過ぎでは?と思っていたんですけど笑
SF的設定の側面で生じた「相対化する為の(無用なツッコミ回避の為の)テッシーの下り」だと捉えていたので、新海誠本人がそういう発言をしたのに驚いた記憶があります。
自転車の件は…どうなんでしょうねー、とりあえず他のアングルで画面設計したり、別の表現にしても良かったのかな?と個人的には思ってます。 >完全にコケる臭いしかしなかった
君の名はが大コケし、ひるね姫が250億を記録した世界線・・・いや、ふと思いついたw >>518
そもそもJKは短いスカートで立ち漕ぎなんかしないだろうからなあ。
あれも女子演技を捨てなりふり構わね三葉くんの表現と言えんこともない。 口噛み酒は海外ドキュメントで似たようなものを見た事があったから別に気にならんかったな
けど作ってみた動画を見た時は実際に飲む人の反応が酷過ぎて見てるだけで気持ち悪くなったw
今回は偶然のコラボで完成した奇跡的な映画に思える
実際スケジュール的な都合で今後同じメンバーを揃えるのは不可能らしいし
作画監督が元ジブリの人だったのも良かったな
Z会のCM見ると如何にも萌え系の見た目と動きで一般受けするとは思えなかった
その人がOPだけ作ってるからOPはちょっと萌え寄りになってるのが分かる
特に浴衣シーンの三葉は完全に別物だった パンチラについて監督はパンフのQAで「あえて隠さなかっただけ」と言ってるけど
本心ではないと思う
乳にかかる謎の光線とか他のシーンで見えておかしくないとこでは見せていない
自転車のシーンはクライマックスに向かってサスペンスが盛り上がるところなので
性的刺激が焦燥感をいっそう募らせるように意図した演出ではないか
女性は分からないかもだが男子中高生の自慰で昇りつめていく時の感覚かなw >>519
確かに250億手前までいったんだ
全部、俺の、妄想・・・
といって立ち尽くす新海なんて想像してしまったw
監督ごめん >>514
続き
新海誠が進む道を悩みあぐねていた、というのが俺の勝手な憶測でなかった証拠
(君の名は。パンフレットより)
「その作品(星を追う〜)より前は、自分の感覚だけ、知識や経験といった拠り所がないままもの作りをしていたような気がします。
その拠り所のなさが、もしかしたらほかの作品との差別化になっていて、逆に自分の作品の拠り所のなのではないかと
(中略)
でも星を追う〜を作り始める頃に、それでは先がないっていう気分になっていったんです。」 >>521
近所に比較的短い校風?の高校あるが急いでると普通に立ち漕ぎしてるね。
>>525
あったっけ?
現代が舞台で女子中高生ってーと、耳すま(近藤監督だが)、ココリコ坂位しか思い浮かばない
可愛さはあれど至って普通の芋セラ >>524
新海誠が「どう物語を作るべきか」に、そんなに悩んでいたとは知りませんでした…
ただ、その悩みに対して1作品づつ答えを出していっているのかもしれませんね。 >>1
【リアル雲の向こう、約束の場所w】
米空母「ロナルド・レーガン」機動部隊、津軽海峡を日本海進入、カールビンソン米空母機動部隊と合流、朝鮮征伐へ
2017年5月31日 15:57
http://www.news24.jp/articles/2017/05/31/10362980.html
中共 北朝鮮が国際法違反、
短期間連続核実験、長距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返す中、
アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が津軽海峡を航行する姿をNNNのカメラが捉えた。
31日午後0時30分頃にNNNのカメラが捉えた映像では、原子力空母「ロナルド・レーガン」が津軽海峡を日本海方向へ航行している。今月16日、横須賀基地を出港し、
西太平洋の監視活動などを行っているが、
ABCニュース電子版は、すでに日本海に入ったと伝えている。
またCNNテレビによると、「ロナルド・レーガン」は原子力空母「カール・ビンソン」と31日にも合同訓練を始めるという。当局者の話として、
2隻の空母が一緒に活動するのは前例がなく、
訓練は数日間続くとみられている。弾道ミサイルの発射など、挑発を続ける北朝鮮を圧倒的な
軍事力でけん制する狙いがあるとみられる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています