>>308
社会派ならいいとか、社会派じゃないからいけない。
この垣根を誰かが決めるのは、それはそれで傲慢でしかない気もしますが。

では、空飛ぶタイヤはというと、被害者目線の小説ではない。
それを真正面と呼ぶのか。
真正面とは何なのか。
真正面は真面目で被害者を救うための高尚な小説なのか。
真正面でなければ被害者を冒涜する小説になってしまうのか。

災害を舞台装置の一つにするのは、その中で被害の悲惨さや困難を社会に訴えるものでなければいけない。
災害の実状を伝えるものが高尚であり
災害を題材に恋愛物を書くのは冒涜と切り捨てるのが正しいのか。
娯楽にすることは悪なのか。

結局ケースバイケースとか個人の判断という結論にしかならないのであれば、
災害を舞台装置の一つに使い、恋愛物を書くことを否定すべきものではないと思う