こbul***** さん 2016年9月11日 2時02分 閲覧数 1767 役立ち度 43
総合評価 ★★★★★

30代、映画が大好きで、映画に携わる大学に行き、現在映画制作に従事する30代です。
君の名は。には一切関わっていません。
評価や評論についてはかなり多くのものがでているので、あえて書きません。
しかしこの映画に対してどうしても評価を下げようとする輩が多すぎて、下らないアンチに
物申すために一筆添えようと評価を書いています。
どの低評価レビューを見ても、大して納得できるようなレビューは正直ありません。

皆さんに言いたいのは、この映画を悪く言う人間が数%の極僅かな人間しかいなく、そのほとんどが何も理解しようとしない、
超現実主義のひねくれ者だという事です。
映画は所詮はファンタジーであり、その空間をいかに楽しめるかで評価は大きく変わると思います。
特にこの映画のような人と人との結びを題材にした作品は、過去にそういった繋がりを強く感じた方、
あるいは現状感じているような人でないと感情移入しにくいのではないかと感じています。
脚本、編集、音楽、演者、全てが絶妙に絡み合ったこの作品に対して低評価をつける人間は
一体何を見ているのでしょうか?人間としての基本的感性が備わってるのか疑いたくなるレベルです。
年間300 人生で5000本以上の映画を見てきましたが、この映画は正直このような題材を描いた作品としては、
間違いなく最高レベルのエンターテインメントである事は間違いありません。
映画には何が正解という明確な答えはありません。制作陣は常に紆余曲折し、いかに作品がより感情に訴えかえられるか
試行錯誤を繰り返しています。君の名は。には本当にその過程を感じられる要素がとても多く含まれていました。
この映画に携われなかった事が悔しくて仕方ないほどです。
この名作に対し、軽々しく低評価をつけ、全く理解できない御託を並べる輩を無視して、是非見に行ってみてください。
きっと統計学的に9割以上の方がこの作品を心から堪能できるはずです!