銀河鉄道の夜 NOKTO DE LA GALAKSIA FERVOJO ★6☆
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このザネリの中で、いちばん偉くなくて、馬鹿で、滅茶苦茶で、てんで
なっていなくて、頭の潰れたようなザネリが、いちばん偉いのだ ようやく暖かくなってきた
初夏から夏にかけてこの映画を見たくなる >>320
俺もそれ書こうとした
2012年5月にBS11だかでやっていたやつを見てから嵌った
なのでこの作品が似合う季節は5月〜6月なのだ 自分は七夕からお盆の時期によく観るな。
あの星祭り参加したい。 あの世界の宗教って何だろうね?
星の神話なんだろうか?
北十字星の乗客とタイタニックの乗客はクリスチャンだから南十字星で降りたんだろうけど >>323
うーん、星祭りの描写を見る限りはジョバンニの世界の宗教は多神教っぽいけど、
タイタニックの乗客も知ってるところを見ると、単に季節毎のお祭りな感じもするなぁ。
そう考えると、ジョバンニの世界の宗教もキリスト教じゃないかな?
実際、他の乗客達も北十字では礼拝、南十字で下車していたしね。 でもジョバンニもカンパネルラも礼拝しなかったし、
パンパネルらも南十字で下車しなかったなぁ。
ところで、キリスト教が出来る前の白人文化圏の宗教ってなんだったんだろう? >>325
うーん、確かにね。でも、逆を言えば2人だけだって考えもあると思うけどね。
キリスト教以前の白人文化圏の宗教は多神教だね。
イギリス、フランスではドゥルイド教、ギリシア、ローマでは神話でお馴染みの神々、ドイツでも北欧神話で有名な神々を祀っていたみたいだよ。 >>326
キリストが諸悪の根源だな
中世の暗黒時代の要因もキリスト教だ
科学文明の停滞、魔女狩り、十字軍遠征、宗教裁判・・・
特に十字軍遠征は今日のイスラム教との泥沼戦争にまで至っている 馬鹿者が
キリスト教が文化的防波堤を築かなければヨーロッパ大陸はイスラムかモンゴルに
蹂躙されとるわ
産業革命など夢のまた夢 たぶん今頃>>330は洞窟に住んでたんじゃないかな ケンタウルスの村の章の原稿が行方不明なんだよな
どこかで見つかればいいけど・・・
宮沢賢治自身も早世しなければ完成版読めたのに >>332
亀レスでゴメン。
失われた原稿は空襲の時に焼失した可能性もあるかもね。
それと、この作品に限って言えば賢治自身が長生きしたとしても、やっぱり未完成になったと思うよ。何度も推敲している所からみれば、それだけ思い入れがある作品だろうしね。 スレ地になるけど空襲で焼失と言えば、
棟方志功の釈迦十大弟子の普賢菩薩と文殊菩薩だったかな。
こっちは作者が生きていたため戦後作成し直したけど。 テレビ向きじゃないんだよ
あのオープニングが終わらないうちに視聴者の9割がチャンネルを変える
でもカットするのは嫌なんだろ? 初めて見た時、あの真っ黒なオープニングにすごく惹かれたよ
テロップの出し方もBGMも超かっこいいじゃん
でもまあ、長いと言えば長いかも >>339
どこにCM突っ込むのか教えてくれないか
BSって一度も見たことない >>341
ここに載ってるからBS11で昔放送があったかと思った
http://www.bs11.jp/movie/post-55/
あと自分が小さい頃TVで見た放送も多分BSだったんだけど
なんせ子供の頃だったんで記憶が曖昧だ
間違ってたらすまんな 映画公開後の翌年くらいに最初にテレビ放送した時はBSじゃなかったよ
ものすごく映画観に行きたかったけど行けなかったので
ビデオ録画時のCMカット操作は秒数カウントしたりしてかなり気合い入れて望んだw
その時録画したビデオを十年以上繰り返し見続けて、2002年にDVD化された時に初めてソフトを買ったけど
テレビ放送時には「プリオシン海岸」と「盲目の無線技師」と「アルビレオの観測所」が
丸々カットされていたのをDVD観て初めて知ったよ 放送したらアニメで猫が原作とそのまま勘違いして感想文に書いてしまう学生が続出しそう >>343
ん〜〜〜〜〜〜ありがと
公開から16年後に初めて完全版を知ったわけか プリオシン海岸カットしちゃうのか…結構印象的なシーンだったんだけどな >>337
宮沢賢治ファンじゃないと見ないと思う。
子どもじゃ到底理解できない。
自分は文学漫画見てハマって、同作品見て、そして原作読んだ。
他に猫の事務所とか双子の星とか宮沢賢治アニメ集やっていたっけ。 >>348
自分が初めて見たのは園児の時だったけど
意味は分からなかったけどすごく好きになったよ
数十年経った今でも繰り返し見てる
理解はできなくても子供でも何かしら感じることはできるもんだよ 授業で見せられたけどアニメというだけで画面に釘付けだったよ
内容も雰囲気で感じ取ってた ますむらひろし氏のtwitter見てたら
銀河鉄道の夜で新しく何か描いてるみたいだね おっさんだけど、初めて見てみたら全然意味がわからずワロタ >>352
>>353
原作読むか漫画読むかで予備知識つけないと理解できない思うよ
賢治ワールドだから 11/22 水曜昼 TAMA CINEMA FORUM映画祭で銀河鉄道の夜上映
http://www.tamaeiga.org/2017/program/
他に長靴をはいた猫、11/21には西遊記(1960年版)、ホルスの大冒険
本会場でない198席の会場なので注意 このアニメ好き嫌いかなり分かれるよね
これが好きな人はなにか心の病を持っているんじゃないか?
自分は発達障害なんだけど ぼくは
>>358が邪魔のような気がしたんだ
だから
つらい でも真面目に賢治の世界って糖質に通づるものがある気がする
糖質の人の文章とか読むと支離滅裂だったり荒唐無稽だったりして
不安を煽られる奇妙な感じになる
賢治自身も幻覚が見えたり、自分自身の言葉も理解出来てないらしいし
グスコーブドリなんかもちょっとヤバい世界観だし 完全にノーマルで何の抑圧もない人間が物を書いて残したりしない。
書いたとしても時代を超えて人を惹きつけるようなものは書けない。
賢治を精神障害者扱いして下に見たがる人間が、賢治作品を超える作品を書けるか?
書けないよ。 まあ自分はそういう精神障害を見下したり?してないよ
ただそういう傾向や趣きや雰囲気があるよね、って話
むしろそれを否定するほうが差別的だと思う 糖質って言葉遣いが他人を見下してんだよバカヤロウ
差別してるって自覚なしに差別的な言動する鈍感な奴が一番困る
お前のことは誰にも遠慮しねえで差別してやる
まさか否定しねえよな 糖質とか昔から2ちゃんで使われてるスラングだけど過剰反応すんなぁ
ちなみに自分も精神障害あるし、賢治作品ファンだが
賢治作品は精神障害者の書いた作品みたいじゃない、賢治のは芸術なんだとか言い張るほうが差別的だと感じますよねって話
ヤーさんみたいに因縁付けられて困惑するわ >>366
もしかしたら、あなた……そうなんですね
どうもここらあたりの連中とは違うと思った
そうじゃありませんか? つまり、その……
いやぁ、まったく大した…… ぼくはこの映画を、子供の頃から何度も見ているんだけど
そのたびに、あのタイミングでカムパネルラを捕まえて南十字で降りないようにするんだって
ずっとifを望んでいた。
ジョバンニはずっとふたりで旅を続けることを望んでいたと思うからだ。
で、しばらくして見返してみたら、もうカムパネルラをとどめておくことは出来ないと思った。
親友は自分の信念の元に行動しているからだ。
だとしたら、自分が出来る行動はひとつしかない。
カムパネルラを追うことだ。
鉄道の旅は終わってしまうけど、2人旅は続くはずだ。十字の礼拝の列に並ぶのも良い。
その後、どんな展開が待ち受けているのかは分からない。
でもふたりで旅するなら楽しいはず。
そのためには、自分も死ぬ必要があると思った。
それを否定したのが、カムパネルラのお父さんのセリフだと思う。
暗い川岸で、自分の子供が行方不明なのに、なんか落ち着いてるな・・・と思ったことはないか?
もうすぐ君のお父さんが帰ってくるって、便りがあったよと。
ジョバンニは学校でも疎外されてて、お姉さんも出て行って、仕事も辛くて、もう山で死のうと思っていたのかもしれない。
だからこそ銀河鉄道に乗ることが出来たのだ。
しかし、親友のお父さんの一言が救ってくれた。
その結論が、お母さんに牛乳を持って行かなければ、になるんですね。
彼は生を選択した。でもぼくは彼の後を追いたかったと、今でも思い続けているんですよ。 >>370
「ああ、ぼくはほんとうに、みんなの幸いのためならば・・・」
というジョバンニのセリフをどう読み解く?
この思いはジョバンニの心にもともとあったものだけれど、
それが不幸な境遇のために埋もれてしまっていたものだと思う。
それは利他の心、人への愛。
それが辛い日々によって埋もれ、死にかけていた。
これを掘り起こしたのが、銀河鉄道でのカンパネルラとの旅、精神の旅だったと思うんだよ。
カンパネルラは同じ思いを持っていた少年だったことが、物語上、最後に明らかになる。
ジョバンニ少年は、人の幸いのために生きる心を取り戻し、よみがえって終わるのさ。 だからグスコーブドリもアニメ化されたんだろうね
あれも声優選びとシナリオの練り込み次第では化けただろうに ?
銀鉄、ブドリ、又三郎の劇場版制作はタックの既定路線だった
銀鉄で赤を被ったから再開が遅れたが じゃあ、次は又三郎が映画化される訳かぁ。
声優や脚本は誰がやるんだろう?
まぁ、グスコーブドリと似た様な結果になりそうだけど。 >>370
牛乳瓶もって家路に再び走り出すシーンが表しているな
・現実に戻る
・辛かろうが生きる道に進む >>370
近いものはあると思うがジョバンニは病気の母親を見捨てるような人物像ではないだろう
でも深層心理ではそうだったかもしれん
理屈ぬきで いつ見ても、プリオシン海岸の章が幻想的で引き込まれる。
やっぱり、名作だなぁ。 あの警察署長、陰でこっそり赤子の手をひねってそうで怖い なんやかんや行ってるが宮沢賢治の作品は「イーハトーヴ」というある種ファンタジー世界だから
鉱物好きの作家さんなので色々なパワーストーンが作品の端々にちりばめられている
そういうファンタジーを発達障がいとかきめつけは良くない
それじゃ同じファンタジーのハリー・ポッター好きも発達になるではないか
そういうもんだよ 毎年初夏になると見たくなる的な書き込みがあるねw
かくいう自分もそうだ BS11で放送していたのが2012年5月で、
それ見て嵌ったから初夏のイメージが刷り込まれた。 賢治と石のミュージアム行ってきた
こっちはグスコーブドリがメインだった 久しぶりに見た
やっぱりこの時期に似合うな
舞台は秋の初めっぽいけど もう30年以上経ってるのに、DVDは購入してから年に数回観てるし、CDは月に10日は聴いてる
特に、エンドタイトルやケンタウルスの星祭りや幻想の歴史等、寝る前に聴くと良く眠れて最高
本当に美しい音楽
真夏の暑い夜を思い出す 乗客の殆どは亡き者なんだろうけど、
鳥を捕る人や灯台守の正体は何なんだろう?
プリシオン海岸の考古学者や讃美歌の老婆は
現実世界の先生と牧場の老婆の写しなんだろうけど よ〜く目を凝らすと、布団が動いているから存在はしているんだよね。
でもなんか演出からしてジョバンニの心の中にしか居ないような感じ。
最後は父親も帰ってくるようだし、現実に戻って空気のような存在だった自分から
脱却したんだろうね。 >>405
なるほどね
そのジョバンニの心情や立ち位置の変化が、エンディングで踵を返して力強く走っていくシーンに象徴されてるんだろうね ん〜・・・
心の親友、カンパネルラを失ったジョバンニは現実社会に立ち直られるのか?
ザネリやそのクラスメイトに意地悪され続けないか心配だ。
かく言う自分も会社でジョバンニみたいに孤独で空気な存在なので。 >>408
流石に、ザネリはいじめてこないでしょ
ていうか、引っ越していなくなるレベルの事やらかしたし、仮に今まで通りいじめて来られても
「人◯しのくせに!」の一言で黙るでしょ、カムパネルラはそんな鬼の一言吐かないだろうけど
少なくとも、ザネリに関しては大丈夫なはず >>409
ザネリはとても居られる立場じゃなくなったのか。
クラスメイトもザネリの顔色窺ってジョバンニからかっている感じだしねぇ。 >>409の
「人◯しのくせに!」の一言で黙るでしょ、カムパネルラはそんな鬼の一言吐かないだろうけど
のカムパネルラ、はジョバンニの間違いでした
で、マルソとかは本来は良い子っぽいからね
ザネリの顔色伺って、仕方なくジョバンニをからかっていたっぽい
あのラストの続きがあるなら、ジョバンニは強くなり、ザネリは大人しくなるしかない未来しか見えないなあ ザネリ、本当に嫌な奴っぽい
カムパネルラは学校で酷いこと言われても、帰宅後に街でザネリに出会ったら学校での事は水に流して爽やかに話しかけてるのに、ザネリはしつこくいじめを引きずって、父親の事でまだカムパネルラをからかう発言をして逃亡
その後のカムパネルラの瞳に涙が浮かぶ描写(風景がぼやけて二重に見える)が可哀想で可哀想で…もう
まぁ、ザネリみたいな嫌な奴ってひとクラスに1人か2人はいるよね 本当重ね重ねごめんなさい、
>412のカムパネルラ、はジョバンニの間違いです ジョバンニ「あけて! あけて!(ガチャガチャ) どこまでも一緒に行くって、言ったじゃないかぁ!」
カムパネルラ「さようなら、ジョバンニ ラッコの上着が来ーるよ ラッコの上着が来ーるよ」
ジョバンニ「カムパネルラ…」 まあ、ジョバンニが美形っぽい感じだし
しっかし彼らは、下半身丸出しで暮らしてるのな
カムパネルラに至っては、上半身タキシードで下半身裸という変態チックな服装 先生は着ぐるみの中に入っているのだ
考古学者の着ぐるみに着替えて二役 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています