>>569
言葉が省略されてる部分をどうとるかになると思うが、OKがでない、製作委員会との話し合いで決まる、あたりを
軸に読むなら、製作委員会がオリジナルに難色を示したとも取れる
インタビューという特性上、話し言葉の書き言葉との違いや、編集を経ていること(本人チェックの有無もあるが)、
ここの文章は意を決め打ちにするには、情報量が足りないかな。大人の事情で朧化してる可能性もあるし
もちろんそうともとれるんだけどさ。

個人的には一押しだった戦闘シーンが他人(矢嶋氏)によるもので、理由も「尺が足りなくなって(矢島氏に)」
「(好きな)心情面は自分で書きたい」だったのががっかり。
「戦闘は得意じゃないから、良いものにするために他の人に」とかなら、戦闘の重要さがわかってるなと思えるが。

文章中に「(私が)好きだから」という言葉が目立つのも、話し言葉だからというのもあるだろうが、なんだか
なあと。インタビューが誰向けかとかにもよるだろうが、基本的に映画作りは受け手に何を伝えるか、どう伝えるかって
ことなんではなかろうかと。

スーパーのシーンで「なくても話がつながる」が「(子供は)楽しいだろう」から残したという部分も、何が核心か
についての認識が違うんだなって思った。
監督という仕事柄もあるんだろうが、筋のための細部という認識。
バーベキューやら、チョークで警戒やら巨大ロボに乗るやら、(ごっこ的)戦闘やらという「細部」を詰め込む
ための「筋」でも同時にあるわけで、特にドラ映画では期待される部分だろう。

新鉄人は歴代ドラの中でもかなり好きな映画だけど、物足りないと思ってた要素がこれ読んでよくわかった。
毎年作るもんだから色々な作品があっていいんだろうが、方向性がこっちにいかれるのはちょっとな。