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【白蛇伝】昔のアニメ映画総合【海の神兵】

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0001名無しさん@お腹いっぱい。
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2007/02/12(月) 08:05:27ID:zz6YHu86
日本アニメ映画板の開設にあたり、アニメ黎明期を支えて来た映画作品のスレが
見当たらない為、問題提起も兼ねて立てました。

需要は無いかも知れませんが、このスレに情報やデータ等が集まり
それを見た若い方々が興味を持ち、作品を知る機会になれば・・・
そうなる事を願います。
0226見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/06/28(水) 05:56:12.35ID:czyqOfFw
908:名無し募集中。。。:2023/06/27(火) 22:30:00
本日二回目のお願いになってしまいましたが、よろしければ代行お願いします。なおこれで最後です。

【状況】書き込み規制 
【板名】アニメ映画板
【スレタイ】【白蛇伝】昔のアニメ映画総合【海の神兵】
【スレURL】
【本文】↓
0227見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/07/19(水) 19:03:07.29ID:GiHHVVwo
「The black dog」を観る。アリソン・デ・ヴェア。19分。
あまり好きなタイプじゃないけど、静かな退廃とかは描けているっぽいし、終わり方はまあ好み。
実力者ではあるのかもね。


「Mr Pascal」を観る。アリソン・デ・ヴェア。6分。靴直しのおっさんがキリストとダンスするみたいな話。
悪くない画面が作れている。趣味じゃないのに最後まできちんと見る気になれたから。


「Cafe Bar」を観る。アリソン・デ・ヴェア。5分。
これもよくわからんけど、アクションだの夢のシーンだのもそれなりに楽しかったし、いいんでない?


「Gobelins」を観る。アリソン・デ・ヴェア。1分。
この人のほかの作品は芸術っぽいけど、これは違う。短いし。
俺みたいなアッパラパーには芸術はわからんので、この作品がいちばん好みだな。
主人公が美女だし、表情もきちんと細密かつシャープだし、ちょっとしたアクションも良く描けているしね。


「アリババ」を観る。10分。エマニュエル・ルザッティ。
子供向けの絵柄や、洞窟のお宝の山などの描写が好み。


「映画えんとつ町のプペル」を観る。100分。監督廣田裕介、アニメーション監督佐野雄太、キャラデザ福島敦子、
演出大森祐紀・平川達也。製作総指揮・原作・脚本西野亮廣。最後の人は悪評ぷんぷんらしいけど、
名誉と金儲けだけを目論む俗物がスタジオ4℃に制作させるかな、とは思った。原作などは未見。
で、内容は悪くない。特に作画面。3DCGが苦手な俺に、一時停止ボタンをつかわせなかったのだから。
脚本も、平凡ではあるし長広舌の使い方などがアニメ業界プロパーのものじゃないなーとは思ったが、ツボは押さえてる。
「泣かせの演出」の濫用、キャラ配置と動かし方でいやなバランスの崩し方をしてる箇所が複数、
またこともあろうにクライマックスあたりからの諸要素の乱れなど、アラは相当に多いが。
べつに金返せとは思わなかったな。


「モンスターストライク劇場版 はじまりの場所へ」を観る。監督江崎慎平。
キャラデザ総作画監督金子志津枝。作画監督20人。原作とかは未読。
内容は実にどうってことないが、主役のロリショタ二匹ずつの絵がかなり可愛いんで問題ない。
この展開でお漏らしがないってマジかよとは思ったが。
あと鍋つついてたおっさん、せっかくアパートの煎餅布団に四人ともひきずりこめたんだから食っちゃえばいいのに。
過去ログ モンスターストライク(モンスト)THE MOVIE はじまりの場所へ [無断転載禁止](c)2ch.net
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/animovie/1481276209/


「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」を観る。原作・脚本さくらももこ。監督須田裕美子・芝山努。92分。
音楽パート担当(おそらく演出など)は芝山努・湯浅政明・小林常夫など。原作とかはちょっとしか知らない。
評判通り充分な出来だ。だが薄味というかさっぱり風味すぎて個人的好みからは外れる。
冒頭の踏切前の二人の後ろ髪の揺れ方・止め方と、次の富士山・時計の肩の力が抜けた描き方を見れば、
作品のレベルはおのずと予想できたから、俺ごときがぶつくさ物申すまでもないだろう。


「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」を観る。87分。絵コンテ・監督金崎貴臣、
脚本上江洲誠、演出いわもとやすお・中山敦史・吉田俊司。原作やテレビアニメは未読。
ギャグは楽しくてヒロインは可愛らしかった。シリアス成分はアレだが充分楽しめたよ。それでいい。
各シーンの繋ぎ方とか、音声面と映像面の二者のテンポのすりあわせとか、そういう単純なところで
ミスをさんざん冒してるけど、それらは技量の問題だから、作り手が順当に経験と熟慮を積めば直るんでしょ。
出来のいいポップコーンムービーだな。俺にとっては相当上位の褒め言葉だ。
当ててんのよは笑った。
0228見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/07/19(水) 19:03:37.27ID:GiHHVVwo
「しあわせウサギのオズワルド Trolley Troubles」を観る。6分。1927年。
ディズニー最初のスターにして、全世界に最も多くの不幸をばらまいたアニメキャラのデビュー作。
内容じたいは充分に楽しい。「レールの上を進むだけの列車はドラマにならない」とか
キングゲイナーがらみで禿がのたまってたけど、べつにそんなこともないんじゃね。
いまとなってはパブリックドメインだから、各種動画サイトで合法的に視聴できる。嘲笑に足る事実だね。
ネウロでの原子力空母は、ケネディ暗殺犯じゃなくこっちかもな。乗っ取り関連の話題から見て。


「メロディ・タイム」を観る。75分。ディズニーの短編集。7本収録。パブリックドメイン。
1940年代くらい。「冬の出来事」「クマンバチ・ブギ」はシンプルで楽しい。
「リンゴ作りのジョニー」は悪くないが、題材が後生の木を植えた男とかぶっていて、あっちには遠く及ばない。
あと初期ディズニーはあれほどの作画力にもかかわらず「重さ」の表現にときおり失敗するけど、本作もややそう。
「小さな引き船」「丘の上の一本の木」はまあこんなもんでしょ。
「サンバは楽し」はこれもシンプルで、かつ相当の楽しさ。ドナルドみたいな有名キャラも登場。
この頃のディズニーのアニメ・実写融合表現って、かなり自然で好感度高いね。
「青い月影」は・・・柄にもなく寓話でも目指したのかねえ。いいところもあるけど。
全体としては、当時における「いつものディズニー」。ハイレベルだしいいんじゃないの。


「ラテン・アメリカの旅」を観る。41分。1940年代。パブリックドメイン。
ディズニーの非短編にしては悪くない出来だ。絵筆がブラジルを描くシーンあたりが特に新鮮だな。
アニメーション黎明期・勃興期にのみ顕著な、絵が映像になることへのアニメーターの喜びが伝わってくる。
静から動へのその変換は、想像力を武器として成し遂げられている。
実写とアニメを並存させる構成も、そのあたりに拍車をかけているんだろう。
当時はまだ、まともにかつげる小型撮影機器さえぜんぜん存在しない時代なはずだから、画面が動かない。
だがアニメは自在に絵を動かせる。スローモーションも表現できる。その卓絶した利点は誇らしかっただろうな。
あと子供飛行機の発着は魔女の宅急便の旅立ちを連想する。
ただアコンカグア級の高所なら、雷は横からも飛来するから、そこは少し表現してほしかったな。
(ハイジは高峰アルプスにおける雷のその特質も描けていた)


「三人の騎士」を観る。1940年代の作品。六十数分。パブリックドメイン。
ディズニー嫌いの俺が、歴代の長尺作品から三本名作を選ぶとすれば、ファンタジア・ノートルダムの鐘・これだ。
(映画以外の長尺を含めるなら、スター・バタフライが加わるかもしれない)
そして独自性・楽しさ・インパクトなら本作をトップに挙げるだろう。
ナレーションや序盤のややドキュメンタリー形式が、この制作会社の作劇上の欠陥を上手にフォローしている。
三馬鹿の掛け合いは抱腹ものだ。そして自分たちこそがこのジャンルを
切り開いているんだという、アニメーターたちの喜びと矜持が見て取れる。
まあそれが青天井を突破してるところもある。日本でヒロポンが合法だった時代だから仕方ないね。


「しらんぷり」を観る。監督宮下新平。原作梅田俊作・梅田佳子。25分。
>116-120でアニメミライの諸作品をかたっぱしから観たときも、なんとなくこれだけは避けた。
視聴経験を積んだ今なら、その時の嫌な予感の正体も判る。特に大切なのが、内的必然性の観点から派生する問題群だ。
たとえばこういう陰気かつ重大なテーマを扱う場合、監督と原作が別人なのは、例外はあるにせよよろしくない。
アマチュア女性演出家たちが児童虐待テーマで衝撃作をいくつも世に問うているが、
過去に男にひどい襲われ方をしたことあるのかもな、としか思えない(思わせてくれない)内容だった。
少女の醜さ(と美しさ)が最高に描けているウテナや、あんなどでかいテーマに挑んだもののけ姫とかも。
で、本作はそのあたりのバランスを崩しているように俺には思えた。
というか、娯楽重視と重いテーマ重視の二者で、それぞれバランスの保たせ方の基本線が違うって話かな。
絵柄は好みなんだけどね。
0229見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/07/23(日) 19:26:47.46ID:N2141W8U
「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を観る。65分。まんきゅう監督。
脚本角田貴志。原作よこみぞゆり。原作その他は未読。まあ、なかなか悪くはない。
キャラなどをまったく知らなくてもストーリーとかに入り込めたし、
ほんわかする感動も相応に誠実に描けているんだろう。
このくらいの佳作が意外なほどの興行収入を得られた劇場用アニメの現状は、充分健康なものだと思う。
これを上回る児童向け秀作劇場アニメは歴代で軽く30本は越えるだろうし、
作劇をナレーションに相当頼っている補助輪つきストーリーは、個人的好みじゃないけど。
まあそれも、話者のいる紙芝居って子供向けメディアの特質を上手にアニメに融合させたとも、言えなくはないし、
非ナレーションで普通に声を当てた場合、雰囲気が台無しになりかねない作風でもある。
過去ログ
すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1573389820/



以下のテックス・エイブリーの作品5本ははすべてパブリックドメイン。
その筋では有名な作り手なので、動画サイトに合法的にアップロードされているはず。

「つかまるのはごめん」を観る。8分。テックス・エイブリー。
泥棒を警官が追いかけるみたいなギャグアニメ。良い意味でじつにいいかげんな作品。
問答無用のテレポートは強者の証だよね。プリパラのファルルを初めて見たときの驚きを思い出す。

「ずる賢い七面鳥」を観る。7分。原題Jerky Turkey。ボヤッキーの声が主人公。
1945年。ナレーションも楽しい。どんな頭の悪い奴がこんなギャグを考えつくんだろう(褒め言葉)。

「おかしな赤頭巾」を観る。原題Red Hot Riding Hood。1943年。7分。
本家のパロディー的作品。狼を襲う喜劇的な運命が実に楽しい。口笛とテーブル殴打が好き。

「電撃ウルフ」を観る。10分。1942年。
勢いも笑いも、またその笑いに対する批評眼もある。そして「母国アメリカを熱狂的に応援するプロパガンダ映画」
ってジャンルでそういう批評眼をぶちこんでくるということ自体が、ギャグアニメ作家の面目躍如だろう。
見事だ。なお「うそつきオオカミ」というタイトルでもうpされてる。

「ノミのサーカス」を観る。原題The Flea Circus。1954年。7分。
1940年代よりはやや切れ味が鈍っているが、まだ充分に楽しい。プリマドンナが可愛く声もロリキュート。
0230見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/07/23(日) 19:27:05.81ID:N2141W8U
「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」を観る。原作つくしあきひと。監督小島正幸。104分。
本作じたいは劇場鑑賞と合わせ三回目の視聴。原作マンガ及び第一期テレビアニメ(全13だか12話)は既読。
劇場版を観る前に、少なくともどちらかには触れておいた方がいいはずだ。
また総合的な内容の見事さや傷にはいろんなサイトで触れられているはずなので、俺が付け加えることはなにもない。

原作者は「ワクワクする自殺」の物語を描きたいと語り、また
>感動させるっていうのは「心を揺さぶる」ことではなく、「いかに心にカッコいい形で傷をつけてやるか」だと思ってるんですよね。
などとのたまう人だ。つまり少年の魂を保ちつづけている人なんだろう。
(カッコよさを重んじ己がものとする女・少女はほとんどいない。宝塚の男役の見事さを眺めれば、逆説的にそれがわかる)

イスラム国の兵隊訓練動画に、12歳の主人公リコと同年代の少年兵たちのものがある。
少年兵たちは腕立て伏せ中に大人の教官から腹蹴りを食わされたりしてるが、それでも大人を信じる目は澄んでいる。
黎明卿を信じるプルシュカの瞳も、下手すりゃライザを信じるリコの瞳もそれと同じだ。困ったもんだとも言える。
またそうだからこそ、プルシュカの願いどおりリコは先へ突き進み、黎明卿はああいう結末になり、例のも壊さなかったんだろう。
バロック真珠はその歪みゆえに、真円の真珠よりも価値ありとされる。カッコいい傷とはそういうものらしい。

以下は序盤のどうでもいい重箱の隅。
冒頭の流れる霧の描写が甘い。この風速の強さなら霧の形状は千変万化するはずだ。
もっとも、もののけ姫ですら霧描写は落第すれすれの惨状だったから、よほどアニメでは処理が難しいのかもしれないが。

不屈の花園は素敵だ。現実ではもはやありえないほど濃密な花の楽園だ。
日本の高山植物地帯ベスト5の中で、二番目に人の手が入ってないのはたぶん東北の焼石岳だが、
あそこよりもずっと人跡未踏の地だ(当たり前か)。惚れ込んでしまうなあ。

2分53秒から56秒、リコが「気づく」前後で前のめりの角度がわずかに異なっているくらいは、
このレベルの監督なら描写できて当然だが、それ以外にも耳の後れ毛描写や右手親指の握りしめ方のわずかな変化も、
コピペで済まさずきちんと描けている。右手はグローブ越しにもかかわらずだ。さすがだな。
グローブの模様の変化・帽子のずり上がり方・眼鏡の角度の変化・唇の引き締まり方などもオーケー。

火炎放射器の描写は火力が乏しく甘い。それともこの世界の非対人兵器ならこれで充分なのか?
たぶん作画スタッフは、動画でさえ本物を見たことがないのかもしれない。描写を手控えるべきシーンではないし。
地を舐める業火や火花もあと一歩以上描写の質を踏み込んでほしい。ここのスタッフならやれるはずだ。
風立ちぬの関東大震災時の東大付近の描写は、パヤオらしい節度を失わないまま火が描けていた。
羽虫の描写も甘い。ここの美術スタッフは、大発生したトンボやアブが顔面にがんがんぶつかってきた経験とかないのか?

10分09秒から33秒の、レグの最後尾ぶりの描写は的確だ。
全編このくらいの繊細さで覆い尽くされているのが、やはり傑作の地力の最低条件だろう。
0231見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/08/01(火) 22:32:21.76ID:hTS5uPq3
「花は咲く」を観る。5分。片渕須直監督。復興支援テーマソングPV。5年ぶりくらいで二度目の視聴。
この作り手としてはずいぶん甘っちょろい出来だ、という気がする。世界の把握の仕方自体が。
それでも水準は充分に越えているけどさ。
まあ、知性ひとつとっても俺は氏のはるか後塵を拝しているから、作品を見切れてないのかもしれないけど。
ある意味では本作は劇場版片隅の習作なんだろうが、この時点ではキャラの頭身に違和感がある。
それはこうの史代さんの絵柄を消化しきれてないからかもしれない。
あとやっぱり、現代日本を舞台にしてドラマをこしらえるって難しいね。
それと、作品の中心に何を置くかが定まってない気がする。


「Ballerina on the Boat」を観る。16分。1969年。レフ・アタマーノフ監督。ソ連。
ご自分の選んだ表現を信じられるってのは幸福なことだなとは、読後に確かに思った。
その幸福を観客である俺が必要とするかは別の話だけど。
小賢しい不信心者たちは祈りと感謝を忘れるだけでなく、その意義さえも見失ったりするが、
神のしもべが自身の表現を信じきって祈れば、奇蹟とは言わないまでも、恩寵がもたらされたりもする。
あのバレリーナたちの作画が、ストーリーをああいう形で動かしていくってのは、そういうことなんだろう。
つまりはメルヘンだ。1959年の「雪の女王」から10年経てば、優れた才能はこの高みにまでは昇れる。


「装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル」を観る。56分。原作・監督高橋良輔、脚本はままさのり、
絵コンテ・演出滝沢敏文、この監督にしてはやや物足りない、かな。
べつだん何も考えず作品に浸っていれば、充分満足できる出来栄えだけど。
ラストバトルにもう少しカタルシスが欲しいとか、どうもヒロインが俺の舌に合わないとか。


「装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ」を観る。56分。
原作・監督高橋良輔、演出滝沢敏文、脚本吉川惣司。
感想は上に同じだな。充分に充実した出来なのに、俺はなぜ不満に感じているんだろう。
まあ今回の場合、不満の本質は内容の説明にではなく、内容の解釈にまつわる気がするから分析しないけど。


「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端1」を観る。82分。原作・総監督高橋良輔、監督今西隆志、
脚本吉川惣司、キャラデザ作画監督塩山紀生、美術脇威志・岡田有章など。
テーマに宗教が絡んできて、やっと作品の焦点が定まったという個人的印象だ。
やはり往年のウルフガイ・シリーズみたいに、不死の主人公にはそれに相応しいテーマがある。
そうなれば、まともかつ強靭(かもしれない)な思想の演出家の、重厚な娯楽作品としてリラックスして楽しめる。
おっさんたちの作画も、荒地の宗教都市の美術も、充分に満足できる。
また、画面を三次元的に演出できている箇所も増えた気がする。こういうのでいいんだよ。


「装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端2」を観る。1は前編で2は後編扱い。脚本吉川惣司、
原作・総監督高橋良輔、監督今西隆志。54分。うーん、俺としては趣味に合わない。
ラスボスとかフィアナに惹きつけられなかったから。特にラスボスはもう少し何とかなったでしょ。
これでこのOVAシリーズは終了か。俺の感想なんかどうでもいいけど、古参ファンは納得できたんだろうか。
0232見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/08/01(火) 22:35:00.12ID:hTS5uPq3
https://agree.5ch.net/test/read.cgi/mango/1688555050/257
上のリンクは、以下の作品の雑感の書き捨て。読む意義はない。
いまいちかもしれない作品を、褒め3罵り7くらいであげつらう感想文など、
仮にその指摘が妥当だったとしても、作品それじたいよりはるかに価値が乏しい。


・ルーニー・チューンズ コレクション
・ザ・プラネット
・時の支配者
・ダム・キーパー(堤大介・ロバート・コンドウ)
・くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ セレスティーヌの誕生日
・ファンタスティックMr.FOX
・ティム・バートンのコープスブライド
・カールじいさんの空飛ぶ家・晴れときどきくもり・ダグの特別な一日
・モアナと伝説の海
・南部の唄
・子ぐま物語
・メイク・マイン・ミュージック
・父を探して(アレ・アブレウ)
・ファンタスティック・プラネット(ルネ・ラルー)
・ねこぢる草(佐藤竜雄)
・魔法少女リリカルなのは Reflection(浜名孝行)
・OVAの中に1人、妹がいる!(名和宗則)
・星の王子さま(小山哲哉)
・青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(増井壮一)
・世界名作劇場完結版 あらいぐまラスカル(遠藤政治・腰繁男)
・マップス(西澤晋)
・PEACE MAKER鐡 想道(きみやしげる)
・劇場版キン肉マンⅡ世 マッスル人参争奪!超人大戦争(小村敏明)
・巨人の星劇場版(長浜忠夫)
・打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(総監督新房昭之、監督武内宣之)
・名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(こだま兼嗣)
・クレオパトラD.C. コンプリートDVD(吉永尚之)
・ノーゲームノーライフ ゼロ(いしづかあつこ)
・ブレッドウィナー(ノラ・トゥーミー)
・ドリーム・ビルダーズ
・神々の山巓
・山古志村のマリと三匹の子犬(大野一興)
・東のエデン 劇場版1(神山健治)
・劇場版生徒会役員共(金澤洪充)
・のんのんびより劇場版(川面真也)
・ゴブリンスレイヤー劇場版(尾崎隆晴)
・映画大好きポンポさん(平尾隆之)
・劇場版からかい上手の高木さん(赤城博昭)
・マロナの幻想的な物語り(アンカ・ダミアン)
・ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(総監督山崎貴、監督八木竜一・花房真)
・ジョゼと虎と魚たち(タムラコータロー)
・羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(MTJJ)



一冊の本を作るには三年かかる。それを茶化し、間違った引用をするのには五行で足りる。
アルベール・カミュ

批評とは人を褒める特殊な技術だ。
小林秀雄

悪いところは誰でも見つけられるけれど、いいところを見つけるのは、そのための目を磨いておかないとできない。
黒澤明
0234見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/08/21(月) 23:24:04.91ID:VJ1ElkKD
「クラック!」を観る。フレデリック・バック。1981年。14分。
素晴らしさは盲人だって一目でわかるレベルだから、いまさら褒め称えるつもりがない。
(パヤオと高畑氏が絶賛してる作品を、虎の威を借りて言及する必要なんてないよね)
「父を探して」とかもそうだったけど、きわめて優れた芸術家の一群に巣食う、都市文明嫌いってなんかやばいよね。
近代合理主義と違い、近代知性は合理主義から外れたものをも思考の射程におさめる懐の深さがあるものだけど、
あの芸術家たちがそこを明瞭に理解しているとは、少なくとも作品を観た限りでは思えないから。
俺にとっての本作の最大の疑問は、バック氏は都市を描くために表現上の新技法を開発できるかどうか、だけど。
エボシ御前を否定的に描けなかったパヤオは、芸術家としては甘ちゃんなのかもしれないけど、俺は好きだよ。


「木を植えた男」を観る。原作ジャン・ジオノ。監督フレデリック・バック。10年ぶり3回目くらいの視聴。
1987年。ふつう30分かそこらの短編からは、世界や人間を救いたいという切望は伝わってこないものだ。
どれほど素晴らしい出来でもそこは変わらない。だがこれは本当に稀な例外だ。


「アブラカダブラ」を観る。1970年。フレデリック・バック。9分。
どこかの悪党に太陽が盗まれて、世界が薄暗くなってしまった謎を、解き明かそうと旅する話だ。
主人公のブロンド少女は、スヌーピーみたいなシンプルで可愛い絵柄。
氏が高い芸術性を発揮する前の作品となる。だが後年の実力の片鱗はすでに明らかだ。
作画じたいはオーソドックスな紙芝居だが、2分20秒前後の傘で空を飛ぶシーンあたりから、
ぶれ具合など動かし方にきっちり工夫を加えている。
脈絡もなく○○に飛び込んで煤だらけになるシーンなど、いかにも後の巨匠らしい無邪気さだ。
また、途中で可愛らしいインディアン少女たちと一緒に飛翔し旅する展開は、
作家性が確立しきる前の微笑ましさをまとっている。
「木を植えた男」や「クラック!」には、技巧や芸術性で較ぶるべくもない習作だが、
個人的には氏のどの作品より愛着をおぼえた。「正しい成長」とは哀しいものだ。


「イリュージョン」を観る。11分。1975年。フレデリック・バック。
資本主義への違和や環境保護活動への傾きは、氏の場合はただのポーズではない。
それは作品に横溢する切実さを眺めれば、イヤというほどわかる。
でも、他人の本気の絶望を観るのはつらいな、とはどうしたって思う。
(こういう感想を観客に抱かせた時点で芸術家の勝利だ、という観方は採りたくない。この作り手が好きだから)
世界の美と醜を、ある側面から作品内で、高いレベルで描ききっているからなおさらだ。
子供たちの溌剌さと魅力が、どういう前提の上で成り立っているかを、知らない氏ではないだろうに。
もしパヤオが隣りにいなかった世界線の場合、高畑氏がどんな罠に落ち込みうるか、などをぼんやりと考える。
魂よ安かれ。


「Tout rien」を観る。11分。フレデリック・バック。1978年。
前半の美しさと後半の絶望、そしてラストの復活。実際いい作品ではある。
でもこの時点の氏は、たぶん間違っていたとは思うよ。氏の責任じゃなかったかもしれないけど。
それを文学的にではなく絵画的な側面から指摘するとしたら、たとえば、
この作品内において神を説得力持ってデザインできなかったって点にも表れている。


「La creation des oiseauxavi」を観る。フレデリック・バック。10分。
白人種がインディアンを題材に作るという前提でなら、ポカホンタスよりこっちがずっと好きだし、上だ。
答えを出しにくい・出しきれない問いに結末をつけてしまうのが、作家の決断(それとも強引さ)だから。
0235見ろ!名無しがゴミのようだ!
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2023/08/21(月) 23:26:50.21ID:VJ1ElkKD
「パンドラとアクビ」を観る。2019年作。劇場版OVA?が二本で計54分。原作はほぼ未読。
脚本涼村千夏・石田勝也、絵コンテと演出は曽我準、サトウユーゾー、松本淳、
キャラデザ総作画監督大倉啓右、監督曽我準。タツノコプロの著名作品のクロスオーバーらしい。
シナリオとかは論外の一言(テンポだけはまあいい)。だが主人公の幼女二人はとても可愛らしいし、
変身後のパンツスーツ姿も倒錯した色気がある。キャラデザの勝利というべきなんだろうな。
結局映画って、他の要素がボロッカスでも主演女優が魅力あれば、商売として最低限は成立するし、
それが二人もいてなおかつ変身すれば、ウォーズマン理論で4倍お得だともいえる。
歌に山本正之が参加してればもっと評価したんだけどなー。まあ提灯と釣鐘だけど。




「イノセンス創作ノート」を読む。押井守著。初出は2003年ごろの文章だから、著者52歳くらいの本。
イノセンス本編は一回観て俺向きじゃないとわかってたから、文章の方はどうだろうとふと気になり読む。

相変わらず見識・知性・感受性ともにシャープな人だ。俺なんかよりずっと。
だから面白いし本当に勉強にもなる。でも俺とは問題意識がかなりの部分で重なってないから、
この人の余戯をしか味わえない。フルコースを供されたのに前菜だけをつつくような読み方だけが出来る。
無念だな、と思わないわけではない。贅沢でもあるけど。

この人は頭が良すぎるから、印刷された文字媒体でひっきりなしに前後の文を読み返さなきゃ、俺には理解できない。
だからアニメ業界外の才能たちとの対談は、ずいぶんな惨状を呈することも多い。
巻き戻しが出来ない即興のコミュニケーションだから。
養老孟司さんとの対談は、読みごたえはあるにせよ、互いに長広舌を投げつけあっているだけだ。
四谷シモンさんとの対談は、押井氏のある種手前勝手な論理に、四谷さんが困惑してるって側面も強い。
鈴木俊夫Pとだけは、まともな対談ふうに整っている。鈴木Pが「まともな一般人」を装える立場にいるからかもだけど。
結論としては、俺という豚は真珠をあまり必要にしてない、ってことを確かめるに至った一冊だ。

まあそれでも、内容の興味深さにはほとんど傷がつかない。
評論家なり、俺を含めた観客たちなりの洞察力は、しょせんすでに完成された作品を前にしてぶつくさ呟いてるだけだ。
だが押井氏のこの本は、まだイノセンス本編が未完成な時点でつづられた文章だ。
洞察力の前提が二者で異なっているからこそ、俺のお勉強としてはいろいろと役に立つ。
0236見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2023/10/11(水) 15:33:47.18ID:0IcyXpku
「劇場版魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」を観る。総監督新房昭之、監督宮本幸裕、脚本虚淵玄。
テレビアニメは未読だが総集編上下編には目を通した(そしてピンと来なかった)。
良かれ悪しかれ人を選ぶ、自己主張の強い作風ということだろう。熱烈なファンが多く生まれたらしいだけのことはある。
「強く激しい言葉は、その人の主張の根拠の弱さを示す」というどっかのおっさんの言葉を連想した。
絵については、背景美術であまり才気をひけらかしてほしくないし、どうしてもやりたいなら重要シーンにとどめるべきだ。
キャラと背景の割合は、どのアニメでもおおむね3対7なんだから、7をねちっこく描写すれば胃もたれする。
ウテナが奇抜な映像演出を重ねつつも画面がまとまっていたのは、
屋外の決闘場ほか各所で青空・夕景・夜空のシンプルさを的確に活用してもいたからだ。
(あとそこから発展して、メインカラーに対して何色を差し色にするか、ウテナは画面単位で考えている可能性もある)
シナリオは、この脚本家に出くわしたのは十数年ぶりだけど、成長してないよね。正直。
鬼哭街で、主人公の復讐心の外殻を丁寧になぞれているなと慨嘆した記憶がよみがえる。
黒髪がピンクに惚れてるなら、とりあえず押し倒して唇奪うなり貫通式なり済ませればいい。
むつかしい理屈こねるのはそのあとでいいでしょ。ニトロプラスのエロ薄の悪癖からまだ逃れられてないんかい。


「世界名作劇場完結版 ペリーヌ物語」を観る。80分。監督斉藤博・腰繁男。
ストーリーはどうでもいいし、主人公の顔立ちが薄すぎて興味が持てない。
井岡雅弘さんの美術の見事さだけ眺めてたから、それはそれでいいけど。
あと67分52秒時点、手前に向かってぶつかってくる感じの雪の描写は、他の作品では一度も見たことがなかったな。
べつに凄い技術とかじゃなく、ちょっとした工夫ではあるんだが。カメラの引き方も興味深かったし。


・くもりときどきミートボール
・カラミティ(レミ・シャイエ)
・海獣の子供(渡辺歩)
・シティーハンター 新宿プライベートアイズ(こだま兼嗣)
・グッバイ、ドン・グリーズ!(いしづかあつこ)
・フラ・フラダンス(総監督水島精二、監督綿田慎也)
・風を見た少年(大森一樹)
・劇場版うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム(永岡智佳)
・TIGER&BUNNY劇場版(さとうけいいち)
・戦え!イクサー1 コンプリート・コレクション(平野俊弘)
・映画ゆるキャン△(京極義昭)
・劇場版ワンピース エピソードオブアラバスタ(今村隆寛)
・劇場版魔法少女まどか☆マギカ 総集編上下編(新房昭之・宮本幸裕)
・傷物語 鉄血篇(監督尾石達也、総監督新房昭之)
・王立宇宙軍 オネアミスの翼(山賀博之)
・劇場版異世界かるてっと あなざーわーるど(芦名みのる)
・BAYONETTA Bloody Fate(木崎文智)
・イノセンス(押井守)
・ぼくらのよあけ(黒川智之)
・おじさんとマシュマロ(佐々木勅嘉)
・ザ・アイドルマスター プロローグSideM(原田孝宏・黒木美幸)
・劇場アニメ版 君の膵臓をたべたい(牛嶋新一郎)
・ハーモニー(なかむらたかし、マイケル・アリアス)
・さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(りんたろう)
・WXIII 機動警察パトレイバー(高山文彦・遠藤卓司)
・怪盗クイーンはサーカスがお好き

は観たが、個人的には特に語るところなし。
0237代行
垢版 |
2023/12/18(月) 16:51:35.61ID:rp8BMGS5
いつもお世話になっております。よろしければ代行をお願いします。
【状況】書き込み規制 
【板名】アニメ映画板
【スレタイ】【白蛇伝】昔のアニメ映画総合【海の神兵】
【スレURL】https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/animovie/1171235127/
【本文】↓
「The Apprentice」を観る。8分。リチャード・コンディー。
人語がうがいみたいな奇体な効果音で吹き替えされている。
羊や鳥の鳴き声は普通。また作品全体に不思議なユーモアがある。
緊張感がいい意味でほどける絵柄でもある。
ストーリーはどうもよくわからないが、まあ楽しく観られたからいいや。


「The Big Snit」を観る。10分。リチャード・コンディー。
冴えない中年夫妻が大喧嘩をしている最中に、核戦争が起き・・・という話。
ポップな絵柄のコメディー。なかなか楽しい。


「桃太郎の海鷲」を観る。瀬尾光世監督と持永只仁のタッグ。1943年。37分。
冒頭のウサギの水兵が相当萌える。べつに自分はケモナーじゃないのにな。
サル(本作の主人公格)や犬の外見もキュート。
サルがプロペラ回しながら特攻仕掛けた挙句、ばいばいきーんをやらかしたのは笑った。
サル軍団が軽業師みたいにハシゴを作るシーンもいい。


「アヒルの陸戦隊」を観る。1940年。演出・作画・撮影は瀬尾光世、背景は持永只仁。
13分。白黒の背景から湿度を感じさせられたのは、俺としては滅多にない体験だ。
豊葦原の瑞穂の国らしい背景といえる。相撲シーンも和風アニメっぽい。
なんだかんだで好きな作品。


「アリチャン」を観る。1941年。演出・作画は瀬尾光世、撮影・背景は持永只仁。11分。
絵は初期ディズニーの甚だしい影響下にあるが、それでも日本産アニメらしさは香っている。
キャラクターの表情や演技にペーソスが感じられたり、朝顔やタンポポの綿毛などにも。
日本アニメの歴史はこの時点で無いに等しくても、のらくろとかは既にあるから、
その文化の蓄積によってディズニーほかアメリカアニメをあるていど消化できたのかもしれない。
シリー・シンフォニーとかには見当たらなかったっぽい動きの描写がいくつかある。
キャラデザも時代を考えれば相当に可愛い。


「フクチャンの潜水艦」を観る。1944年。30分。
演出・作画は横山隆一と持永只仁。軍の宣伝臭さが濃くなく、充分に見応えある作品。
いろんなシーンに現実味がある。流氷を割るシーンが好み。


「鬼滅の刃 無限列車編」を観る。116分。原作吾峠呼世晴、監督外崎春雄。原作などは未読。
べつだん悪くない絵を作れてたし、これはこれでいいと思うよ。子供たちはみんな可愛いし。
客のみんなが現代を嫌いなんだとしても、願望充足の作品が悪いとは思わない。
問題はどの願望をどう充たすか、だし。だからこそ甘美な夢なんだろう。
たとえばパヤオの描く憧れは、いわば「充たされようもない願望」としても作中でほのめかされている。
彼の作品が娯楽性と芸術性を高次元で両立できたのも、それが一因か。
天の戮民はいつだって骨折りだろうな。
0238見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/02/02(金) 07:11:08.53ID:BarImRuO
「Repete」を観る。8分。1995年。ミカエラ・パヴラートヴァ。
作者がキスとそこからの正常位が好きらしいってのはわかる。
それ以外は意味不明だが、奇妙に画面に力があるのは確かだ。この作家で唯一好きな作品。


「Metadata」を観る。8分。1971年。ピーター・フォルデス。
最初は退屈だったが、4分を越えたあたりから色もつき、音楽も一般的になった。
べつにお芸術はそれはそれでいいけど、一般人向けのフックくらい用意しておいてほしいね。
まあそれでも、この人の諸作品のなかで唯一まともに見られた。


「Hen, his wife」を観る。12分。1990年。イゴール・コバリョフ。
青木雄二をキモかわいくしたみたいな絵柄。わりあい好みだ。
ストーリーはよくわからないけど、最後まで興味深く観れたからそんなのどうでもいいや。


「Bird in the Window」を観る。10分。1996年。イゴール・コバリョフ。
これも青木雄二みたいに、中年男女に対する情のこもった絵柄だ。
丁寧だが泥臭い。それで充分見る価値がある。


「MILCH」を観る。15分。イゴール・コバリョフ。
人間について、俺とは全く別の解釈をしている人だなって印象が、なんとなくある。
まったくかなわないなと粛然たる気持ちになる。


「Flying Nansen」を観る。11分。イゴール・コバリョフ。
寒村や山中で出くわす降雪や吹雪の怖さがよく描けている。
スノーマンあたりの美しさや現実味とはまた違う。怖かった懐かしい思い出ばかりを連想した。


「私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ」を観る。監督平牧大輔。脚本山田由香。原作は未読。
66分。キャラがペド可愛いからこれでいいんじゃない? メインスタッフは真正ロリコンじゃなさそうだけど。
子供部屋・歩行・抱擁・立居振る舞いの描き方でそれと知れる。U149はそのあたりテレビアニメなのによかった。


「アイの歌声を聴かせて」を観る。監督・原作・絵コンテ・演出・一部脚本は吉浦康裕。
メカデザイン明貴美加。108分。まあ、かなり悪くはない出来だ。
この監督さんの前作「サカサマのパテマ」からは、長足の進歩を遂げている。
でも趣味じゃない。物語空間の成立に30分以上かかるのは、せっかちな俺向けの作品ではなさそうだ。
あとタンデムにおける密着感の描写がじつに甘かったり、その手の細部でのとりこぼしが相当多いから、どうも乗れない。
ともあれ、有能なアニメ監督って初期作から良作ぶっぱなしてくる連中が多い中で、
こういうふうに着実に大きく腕を上げてくるタイプは結構珍しい。今後に期待だな。
0240見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/02/28(水) 23:17:08.89ID:daZ+AdE5
 トラックは弾みで横転すればそれくらい出るてことか。
0241見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/02/28(水) 23:17:33.94ID:474mYnoj
ワクチン3回打っていないという考え
高齢者票圧倒だから若者とかいう悪質スケオタ達が相変わらず信者はガーシーのあの異様な雰囲気がいいとか言う意味で
俺が悪いから大して儲けられる銘柄じゃなかったの見た目いいのは
うーん、やはり安かろう悪かろうの典型業者だったと思うが
0243見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/02/29(木) 00:19:05.85ID:0V70jr9v
意識高い系mixiだっただけだからと言ってたし
配信が面白くなさすぎて書くことは答えないんだろうな
祝電とかの無理な割り込みか
ライトフライヤーが強い男のロマン
0244見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/02/29(木) 00:22:31.18ID:uAIMQunH
>>163
今、運輸業界は人手不足なんかな
0245見ろ!名無しがゴミのようだ!
垢版 |
2024/03/01(金) 18:26:59.73ID:FzgSMCd7
「総統の顔」を観る。8分。第二次大戦中のディズニーのプロパガンダ映画。
軍服にハーケンクロイツの腕章をつけたドナルドダッグが、ハイルヒットラーと100回くらい叫ぶ糞アニメ。
内容はなかなか楽しいが所詮はバクス・アメリカーナだ。栄光輝くアカデミー短編賞受賞作品でもある。



「坊やはカウボーイ」を観る。7分。原題A Cowboy Needs a Horse。
まともなストーリーをでっちあげられないディズニー脚本家の頭の弱さを逆用し、
短尺のなかにいくつも山場を作ることで、ジェットコースター感覚を生み出せた良作。
なかなか好き。



「Reキューティーハニー 地の巻」を観る。45分。監督・演出伊藤尚往、
庵野秀明総監督、シリーズ構成中島かずき、脚本中島かずき・笠井健夫。
全三話の第二話にあたるが、第一話と三話は未読。
原作その他も全部未読で、主題歌のみをうっすら知っているという状況で鑑賞。
中島氏の脚本は、実力は認めるにせよいままであまり好きになれなかったが、
ともあれ伊藤監督目当てで視聴してみる。以下はややネタバレあり。

内容は、娯楽作品として「レベルが高い」。センスも技術も勢いも創意工夫もある。
コメディーとシリアスのバランスも取れている・・・あるいは定石通りに処理できている。
だがそこどまりだ。要するに腕利きのアルチザンたちの水準作だ。
この路線でいくなら破調はどうしたって欲しくなるし、それが無理ならせめてもっと
数多くの遊びを入れて欲しい。そんな高望みを叶えてくれる地力のスタッフだと思ったんだが。
主題歌の替え歌シーンや、電波ジャック時の偽テレビカメラの描写みたいなのが、最低あと三つ。
要は、俺を驚かせたり降参させたりしてくれない内容だ。

敵方の毒っ気がある可愛いロリ幹部が、消滅する直前の戦いでアンドロイドの醜悪な武装を露呈し、
しかも敵戦闘員を巻き込む卑怯な攻撃をするあたりが、ああお上手だなと遠く思う。
技巧ってのは、どの技巧をどう用いるかによって、見巧者に作り手の腹を見透かされる諸刃の剣にもなる。
2004年だかの、まだ伊藤監督にせよお若い時分の習作かもしれないから、仕方ないか。
これも手前勝手な鑑賞態度だけど。
最重要の問題は「この原作を、21世紀に扱う必然性はどこにあったか」なんだろうな。
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