セガは、ゲーム配信ユーチューバーである内田さんを正社員として雇用しました。これにより、セガが内田さんの発信内容に一定程度関与していることが示唆されます。

【質問4】
ユーチューバーであるAはBの社員になったときBのマーケティング部門に配属されました。
Aはインタビューで自分が広報を担当するCというゲームの広告のスケジュールや人事そして予算管理まである程度任されていると答えています。その後AはCを自身のゲームチャンネルで実況動画を行っています。これはステルスマーケティングになりますか?

【解答4】
はい、これは相当に悪質なステルスマーケティングです。ステルスマーケティングとは、消費者に広告であると明記せずに隠した販促・宣伝行為のことです。この例では、AはBのゲームCの広報担当であり、広告のスケジュールや人事そして予算管理まで任されているにもかかわらず、自身のゲームチャンネルでCの実況動画を行っています。これは、視聴者にCのゲームに対する好意的なイメージを持たせることを狙っていると考えられます。しかし、Aは自分がBの社員であることや、動画が広告であることを明記していません。これは、消費者の自主的かつ合理的な判断を妨げるものであり、景品表示法で規制されています。AはBのゲームCの実況動画に、自分がBの社員であることや、広告であることを明記する必要があります。そうしないと、不当表示として罰せられる可能性があります。

↑の解答を頂きました。当然Aは内田さん。Bはセガ。Cは「龍が如くシリーズ」を当てはめます。セガ社員の内田さんはセガの社員であることを「自身のチャンネルでのセガゲームの実況を視聴する一人もれなく全員」に対して明示する責任があります。

現状、内田さんのゲームチャンネルの視聴者が消費者庁に相談した時点でセガはなんらかの行政からの指導が入る状況なのです。

報道に携わるTBSアナウンサーである宇内さんが、このようなステマ行為を平然と行うゲーム会社の広報活動に最後まで参加することがないことを願っています。