元NHKアナ・近江友里恵さん、横浜・関内の再開発を推し進めるも「不透明なまちづくり」で地元から反発の声
https://news.yahoo.co.jp/articles/df1af58a30b7d27fb2cebd5aef89ad97d532b735

彼女は現在、『開発企画部開発企画グループ』に所属しているという。

 3月10日、三井不動産は一般社団法人ステラ・サイエンス・ファウンデーションとの契約を発表し、『横浜市関内
エリアにおける新産業創造のエコシステム構築』を目指していくとした。そのプレスリリースの中で、近江さんが
約1年ぶりに表舞台に登場。変わらぬ笑顔を見せ、次のようにコメントしている。

《横浜・関内は、開港期から国内外の最先端の文化を取り入れ、新しいものを生み出してきた街です。そんな歴史
のある横浜・関内から、新しい産業を創造し、世界に発信していきたいと思います》

 調べてみると、三井不動産が担当している横浜・関内の事業とは、関内駅前にある“旧横浜市庁舎の再開発”と
いう一大プロジェクトで、近江さんも携わっていることが判明。それだけでなく、この再開発には地元住民から反対
運動が起き、暗雲が垂れ込めていることがわかったのだ。

 横浜市に契約の差し止めを求める裁判を起こした『横浜市民の財産を守る会』代表の高田尚暢さんに話を聞いた。

「横浜市は“横浜らしさ”を重んじていて、綿密な景観計画を制定しています。特に歴史のある関内地区は制限が
厳しく、高層ビルが建つことはなかったんです。しかし、今回の再開発にあたって景観計画が変更され、旧横浜市
庁舎跡に170mのビルが建つことになってしまいました」(高田さん、以下同)

しかも計画は横浜市の議員にすら知らされないまま“秘密裏”に進められたという。

「議会に諮られることもなく進められ、議員も市民もほとんどが知らないまま決まった印象です。議員の方に話を
伺うと“再開発の内容が大方決まった後に知った”と口をそろえて話されるんです」