(>>131のつづき)
それは、日常の些細な一言がきっかけであった…

彩父「母さんこのコーヒーカップ、見かけんな、ついに割ったのか笑?」
彩母「いいえ、彩佳が喜ぶと思って、百貨店の外交員を呼んで一式新調しましたの(^ω^)」
彩父「そうか…じゃ、行ってくるからな。今日の教授会、三田(大学経営陣)
を交える前段でエンドレスだから帰る連絡できるか不明だ…ところで彩佳は寝てるのか?」
彩母「そう、五輪報道体制で遅いのよ。でも彩佳が喜ぶと思って、百貨店で揃えた食材で
(中略)つい奮発しちゃった///」
彩父「彩佳をダシに、また百貨店か!?恵方巻もそうだが、近ごろ浪費が途方にも着地してないかね?
…こうやっていつも彩佳を甘やかすから、もう33になるのにいつまで経っても、
年相応の金銭感覚や自己決定力が醸成されない…! 」
彩母「あなただって年始から賀詞交換、学会、教授会…って、近ごろ家庭が疎かじゃないの?」
彩父「今時分、部下や患者を預かる身として、
来年度の予算・人事の詰めで多用なのはキミも知ってるだろ!!」
彩母「その分耳や鼻が、目が家庭に行き届いてないって言いたいんですね!
…もういいですっ!実家へ、帰らせていただきます!(`・ω・´)」
彩父「おぅ勝手にしろ!やれるもんなら、やってみろ!じゃ、行ってくるからな!」

某分断国家が統一旗を掲げ五輪に入場し、マスコミが平和ムードと五輪一色にも染まる一方、
小川ご一家に紛争勃発か!どうなるご両親、彩佳さん、このまま離散家族となるのか!
平昌並みに冷えきってしまった食卓、果たして、温かい家庭を取り戻せるのだろうか!
(つづく)