我々は>>670が何故このようなコメをしたのかという疑問を解決するため、
>>670の故郷に向かった。

「まだ日本にこんなところがあったのか」
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。
小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、そして
彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
ミスアース特別賞だの、紀貫之の末裔だの、奇跡の美少女だので浮かれていた我々は改めて
>>670の現状を噛み締めていた。
ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに「息子が申し訳ありません」と
我々に何度も土下座して詫びた。我々はこの時初めて>>670を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、>>670の貧しさと無教養が全て悪かったのだ。
我々は>>670の母親から貰った干し草を手に、
打ちひしがれながら東京へと帰路についた