フジ新人アナ、異例のスピードデビューで新たなスター誕生なるか【コラム】
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先日、『夜のアナウンサー研修』収録後の4人に直接話を伺う機会があった。まだ社会人になりたて、しかも生まれて初めての囲み取材とあって全員、どこか緊張気味。
しかし徐々にその場の雰囲気にも慣れてきたのか、リラックスしたような表情もみえ、お互いの印象を聞かれると、
しっかり者のリーダーとしてみんなを引っ張る安宅、クールビューティーにみせかけてまず行動!派な海老原、ホンワカしていて“天然ボケ”な片鱗も見え隠れする久慈、趣味や特技の引き出しも多くみんなからよくイジられる黒瀬…とそれぞれのキャラクターがつかめてきた。

他の同期も含めて食事に行ったりするそうで終始、仲良しムード漂う4人だったので「ライバル意識はあるのか」を聞いてみると、少し戸惑った様子。
「答えにくかったかな?」と反省したのもつかの間、即座に最年長で“お兄さん的存在”安宅が「こういう場だからとかではなく、本当にボクはないですね。せっかくだからこの4人で上を目指したい」と爽やかに掲げてみせた。

一方で黒瀬は「でも研修を受けていて原稿読みが上手い子や、フリートークが上手い子を見ると悔しい、という想いはありますね。『負けちゃいられないな』と帰ってからの原稿読みの意欲になります」。
“仲良し”なだけでなく、切磋琢磨する仲であることもうかがえる。まだ研修が始まって間もない期間ながら、予想以上にしっかりとした回答に膝を打った。

同局のアナウンサーといえば、かつては高島彩、加藤綾子らが人気を集めたが、彼女たちを輩出した深夜番組『パン』シリーズも2015年まで放送された『ユミパン』(永島優美アナ)が最後となっている。
ニュース原稿を正しく読むことがアナウンサーの本業ということは言わずもがな、まだアナウンサー1年生である彼らだが今後、アナウンスやフリートークなど技術に磨きをかけ、お茶の間から愛される新たなスター誕生となるのか…。注目していきたい。