横山隆一4コマまんが大賞発表ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015754381.html
高知市出身の漫画家、横山隆一さんにちなんで高知からまんが文化を発信しようと
始まった「4コマまんが大賞」のことしの入賞作品が22日、発表されました。
ことしで11回目を迎える「4コマまんが大賞」には44都道府県のほかオーストラリアから、
あわせて1369点の作品が寄せられ、きょうは入賞した15点が発表されました。
このうち、一般部門で大賞に選ばれた、東京都の浅沼ひろゆきさん(50)の作品「ゾッ!」
は核ボタンのスイッチを持つ人間や動物を風刺した作品で、顔に目や口などを描かない
ことで恐怖感を持たせるテクニックや4コマで表現するリズム感が評価されました。
またジュニア部門の大賞に選ばれた東京都の小学6年生廣原葵さん(11)の作品
「この海大丈夫?」は、夜も昼も海で釣りを続ける主人公がひたすら長靴を釣り続けると
いう作品で、地球環境を大切にしようというメッセージ性が評価されました。
横山隆一記念まんが館の大家賢三館長は「時事問題や身近にあるものをうまくとらえる
作品が多かった。日常生活にある事象を4コマまんがを通して表現する面白さを知って
もらいたい」と話していました。
入賞作品は、12月19日から高知市の横山隆一記念まんが館で開かれる
「4コマまんが大賞展」で展示されます。
2015年10月22日 12時31分更新