「現在、神戸山口組側から聞こえてくるのは、“井上組長がかなりショックを受けている”という声です。というのも、井上組長は自分たち、神戸山口組側に中田組長が戻ってくることを期待していたフシがあります。“中田組長が戻ってくるなら自分はカタギになってもいい、自ら引退してもいい”と周囲に漏らしていたと聞いています。そもそも中田組長に対し、2度と組織に戻ることができない絶縁ではなく除籍処分を下したのも、井上組長の『中田愛』あってのことなどと指摘されたこともありました。同じ山健組・健竜会の幹部・トップとして、長らく親分・子分として歩んできて、“最後はわかってくれる”という思いがあったのではないでしょうか」