じゃあ、どこからが多摩川ですか?
どこからがアマゾン川ですか?
みたいな話よ。
山にふった雨が集まって、シミ出てきて、だんだん集まって川になるんでしょーが。
どこからが怒羅権ですか?って。
厳密に議論に値することかしらね?
強いて言うなら、源流を作ったのは、子どもを異国の地に捨てて残した親たちの行為。
そして、日本語も分からない生徒への配慮を欠いて不良に走らせた東京都教育委員会のかなり恣意的な差別的方針。
そこらへんが怒羅権の源流だ。
少しは勉強せい。
ワンナンがただ食うために、生き残るためにストリートで飢餓をしのでいた頃、
佐々木さんはノンキにお気楽に部活やってたんだから、それは認めようぜ。
時間的に、先に不良になってるのは明らかにワンナンだし、その前もいるだろうし。
さらにその前だって色んな人がいるんだろうし。そんな争いは全く非生産的だ。
くだらん。
ただ、ワンナンは「火垂るの墓」の清太に似てて、
自分から家にも学校にも背を向けて自力で生き抜こうとした。
意固地になって大人たちの世話になれなかった。
そこはプライド捨てて、美味しいご飯にありつけた佐々木さんが賢かった。